「悪役善人説は昭和の遺物か」凶悪 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
悪役善人説は昭和の遺物か
そこをどけ 先生が通る 悪魔道 春はこねども 察動くなり
須藤純次
2013年もしくは2014年にTSUTAYAでレンタルして以来2度目の鑑賞
原作未読
2013年最高かつ最低のエログロナンセンス
悪趣味だけど傑作
ネタバレとか以前に詳細は決して書きたくない
そんな内容
名監督白石和彌の代表作
数多くの人間を無慈悲に殺し死刑判決を受けた凶悪犯須藤(ピエール瀧)の証言を元に取材するジャーナリスト藤井修一(山田孝之)
須藤がかつて先生と呼び慕っていた不動産ブローカー木村(リリーフランキー)は一連の事件の首謀者だという
藤井修一は須藤の犯した犯罪には強い関心があるが義母の世話で苦しむ妻(池脇千鶴)には無関心のようだ
首吊り自殺に見せかけて殺したと接見室で証言したあとにテヘッて感じで笑う須藤とそれに釣られて笑う藤井が印象的
法廷でキレる藤井修一もなかなか
悪役初挑戦のリリーフランキーはなかなか登場しない
開始45分後くらい
リリーフランキーまでリアルに逮捕されるようなことするなよ
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