「狂気、狂気、狂気」凶悪 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気、狂気、狂気
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苦しんでいるのを笑いながらいたぶるリリー、人を躊躇なく殺すピエールは安定した狂気ぶり。その事件を追ううちに次第に取り憑かれていく山田孝之の狂気ぶりが凄い。死んだ人の魂を救うより、生きてる自分の家庭を救えよってごもっとも。記者としては真実を暴くことがジャーナリズム、しかし、死刑がほぼ確定していた、死刑に値するピエールを懲役20年にしたのは人としてどうかを問いかけられる場面もあったが、結局人は人を裁けない。裁くのはあくまでも裁判所、ラストもリリーを殺したがってるのは山田孝之と言うのは、結局そういう事だろう。ちょっと残念なのはリリーが電話でピエールはもうだめだと話すシーン、7年経ってるのにこの台詞は現実味がない。。しかしながら、実話ベースの話とは恐ろしい。
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talismanさんのコメント
2021年7月27日
コメントありがとうございます。この映画何度も見ようとしながら途中で挫折というか見続けられませんでした。でも白石監督&狐狼絡みでやっと見ました。見てよかったです。