「ハチャメチャな設定の割りには・・・」レッド・ドーン スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
ハチャメチャな設定の割りには・・・
設定の面白さだけで十分楽しめそうと思いましたが、そうでもなかった(苦笑)
何か設定の割りに中途半端、どうせ北朝鮮がアメリカを占拠と言うありえない設定の映画を作るなら、もっとド派手にやるか、コメディに近いぐらいのおバカ映画で良かったような・・・。
まあそれでも序盤、北朝鮮がアメリカを占拠するまでのシーンは、それなりには見れたんですけど、そこから先がティーン向けテイスト過ぎてちょっと・・・。
主人公以外ほぼ学生みたいなレジスタンス軍団が、アメリカを占拠した武装集団に対抗できる訳が無いので、もう少し説得力のある描写がほしかったですね。
これでは北朝鮮軍が強いのか弱いのかよく分からない・・・。
展開も単調、戦闘シーンもショボい、カメラワークも下手、どうせB級なら、もっと遊び心たっぷりに作ってくれればまだ楽しめたのですが、これが至って真面目に作っているから本当に救いようがない。
クリス・ヘムズワースだけはキャラが定まっていてカッコ良かったですが、他はいまひとつ・・・あまり感情移入度が高くなかったのも、それほど楽しめなかった要因だったかなと。
リメイク作と言うことなので、きっと元ネタはヒットしたのでしょうから、それなりに面白い作品に仕上がっても不思議ではなかったはずですが、どうやらリメイクは失敗したようで(苦笑)
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