「北朝鮮への挑発?」レッド・ドーン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
北朝鮮への挑発?
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オリジナルは共産圏が敵、今回は中国に忖度したため北朝鮮軍になってしまったのか?まぁ、クズ映画だろうと期待せずに見てしまったが、それほどクズでもなかった。
軍隊経験者はジェド(ヘムズワース)のみ。他は高校生など、非力な若者たちなのだ。ゲリラ部隊は地元高校アメフトチームの名をもらい“ウルヴァリンズ”と名乗り、市民の共感も得ていった。しかし、アメフトプレーヤーの弟マット(ベック)は恋人エリカを北朝鮮軍に拉致され、最初は規律を乱すばかり。仲間の死をきっかけに兄に従い男らしくなってゆく。
北朝鮮のバックにはロシア軍がいた!さらに軍の電力をダウンさせる謎の最新兵器の秘密がわかり、謎の通信機器を奪う作戦を立てる。途中、元海兵隊員を仲間に加えクライマックスへと向かうのだが、作戦成功の後、アジトを不意打ちされ、ジェドが殺されてしまう。
最後には平和的に終わるのではなく、リーダーを失いつつも成長した弟マットが新たにゲリラ軍を組織して戦意高揚させるエンディング。ジェドが死ななかったら、やっぱりクソ映画か・・・
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