劇場公開日 2013年4月6日

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「ラース・フォン・トリアーを思い出した」君と歩く世界 カメさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ラース・フォン・トリアーを思い出した

2022年2月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:4.0
マリオン・コティヤールの静かなる演技に心染みる。
怪我により絶望の淵から、再び生きる活力を得る描写として、殴り合いによる賭博の戦いがある。男達が血を流し合い、暴力の中で歓喜し金を得る。その光景に心動かされ前を向く描写は、ジャック・オーディアールらしいテーマの一つかもしれない。
戦う事。それが人間の本質であり、自由を得る雄一な手段。
ラース・フォン・トリアーが人間の本質は暴力だと言っていたのを思い出し、本質的にテーマが近い監督だと感じた。

カメ