劇場公開日 2014年9月13日

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「ハリウッドの悪癖を煮詰めたような作品」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ハリウッドの悪癖を煮詰めたような作品

2016年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

寝られる

無茶な字幕入れてるプロモーションが痛かったので、
全く期待しないで視聴したが、
まさかの期待値以下だった、
大音量大画面で再生したにもかかわらず
見終わるまで2回も寝て、再生を繰り返すはめになった

冒頭10分間は面白かった。
主人公の魅力も伝わるし、懐かしいテープというガジェットもいい
無料視聴分の10分間をみて視聴することにしたのだが…

この作品見て面白かったかと問われると、正直微妙である
仲間との信頼関係構築が演出的に下手くそすぎる。
展開がホコリ臭い。
子供だまし甚だしい展開、

SF映画として見た時、そこに期待を満たす演出は一切ない、スター・ウォーズの焼き直しのような薄っぺらさ
アクション映画としてみた時、CGだらけの貧弱なアクション、これがごちゃごちゃしすぎて何をやっているのかわからない。

キャラクターに関しては主人公の一人勝ち、
ほかはクリーチャーで、見ているだけで気持ち悪い。
CG臭いアライグマはコミックレリーフの割に全然おもしろくない。
まれに知的障害者の言動を笑いにしようとする輩がいるが、全く不快で、木のクリーチャーの言動はまさにその不快感を催させる。

海外、国内ともに評価が高い本作だが、類似の作品でも、あまりヒットしなかったジョン・カーターのほうが個人的にはまだ面白かった、なぜ評価されているのか理解できない。

昔のハリウッド的SFの悪い部分を詰め込んだような作品だ。

tabletap