「んー...」アーロと少年 globeさんの映画レビュー(感想・評価)
んー...
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映像が驚異的な美しさ。実写と見紛うほど。そしてエンディングのkiroroのベストフレンドがとても良かった。
がしかし、それだけ。
結局アーロが川に流されるのならアーロの父は死ぬ必要があったのか?悲劇を演出したかっただけに思えるし、川に流されるシーンが多すぎる。他の災厄でも良かったのでは?
少年がなぜアーロに優しくしだすのかも演出不足だし、アーロが少年を許すのもあっさりすぎて、本当にアーロの父は演出だけのために死んだんだなと思わされてしまう。
途中で出てくるティラノサウル?の群の件なんてあってもなくても本編に支障はきたさないし、そこをはしょってもっと描く部分があっただろうと言いたい。
少年の家族の死を暗示するシーンも、結果生きてて「生きてたんかーい」とツッコミを入れたくなるくらい雑な登場に何とも。せめてターザンのように家族ではないが同じ種族が自分以外にも居たという設定のほうが前述の演出からして良かったと思う。
アーロと少年が別れるシーンは確かに心に来るものはあったけど、そこまでの過程が全て薄っぺらいので全体的に感動は薄い。
最近のピクサーは外ればかりでげんなり。
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