劇場公開日 2016年3月12日

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「当たり障りが無さ過ぎて困る。」アーロと少年 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0当たり障りが無さ過ぎて困る。

2016年3月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

2D吹替版で鑑賞、というより字幕版はまたしても日本公開が無いんじゃなかろうか。
最早日本ネズミーのやり方には開いた口がふさがらない。

ピクサー作品としてのクオリティはクリアしているが、それもギリギリな一本。

今まで何百回と無く観て来たストーリーを、「恐竜と人間」に置き換えてそのまんまやってしまっただけの脚本が残念。
映像もさすがのクオリティ、自然物は「実写じゃないのか?」と思うくらいの出来栄えだったが。
アニメキャラクターとの落差が大きく、違和感が出非常に気になった。
実力は十分わかるが、「デフォルメ」の本質が忘れられているね。
リアルが良いとは限らない。
3D効果を狙って作られた映像も、この日本の、地方では公開すらなく空振り。
なんともしょっぱい花火を見ているようだった。
(特に併映の短編はそれが顕著。)
子供向けらしからぬバッド・トリップの場面は楽しかったけれども。

どうにも「ピクサーの技術力の宣伝PV」のような印象が残って仕方が無い。

ネズミー傘下になってから、明らかに質が低下しているピクサー作品の一例。
「物語る」ことを疎かにしてしまう悪い影響だろうな。
いや、親切顔した拝金団体の日本人家畜化計画なのかな笑

スポットがかわいかった事だけが救いの作品。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ