「荘厳かつ神秘的な映像と、交錯する物語に魅了」マイティ・ソー ダーク・ワールド willstrongさんの映画レビュー(感想・評価)
荘厳かつ神秘的な映像と、交錯する物語に魅了
神々の世界と現代の地球が見事に交じり合い、壮大で大迫力な戦闘の数々に興奮しっぱなしでした。
またロキが非常に大事な役割であり、レディシフと三騎士の活躍、ジェーンへの愛、多くのキャラが出演する中、しっかりとソーが主役というのが明確に描かれていて、さらにシナリオも作りこまれていることに感服の出来栄えです。
闇の時代から引き継がれた因縁の対決、9つの世界を交えた戦闘、
「アベンジャーズ」プロジェクトと連動したストーリー、裏切りと様々な交錯する展開に大満足でしたし、今後のシリーズへの期待が抑えられません。これ程までに凄まじく豪華なシリーズはそう作れませんし、原作の素晴らしさと人気が窺い知れます。
神は人間が創ったものと考えている人間ですが、本当に神々の世界が実在するのなら、こういう世界なんだろうなと魅了されるほどの映像美に、最近は慣れてしまっていたVFXにも感動しました。
前作でソーが語っていた「魔法と科学が等しく存在する世界から来た」というセリフ通り、世界観や兵器もどこか人間のものに近いが明らかに違うという部分も「マイティソー」の引き付けられるところだと思います。
シリーズお馴染みの原作者スタン・リーを探せ!も楽しめましたし笑、だんだんジョークにも磨きがかかり、今作は結構笑わせてもらいました。
再三上映終了後におまけ映像があると告知されているにも関わらず、終了後すぐに席を立つ人が多いですが、今後に関わる重要なシーンと、今作の締めに相応しいシーンも収められていて非常に満足のいく作品でした。いやー最高にかっこよかった!
コメントする