「ディズニー好きを公言するなら観なきゃ駄目でしょ。」ウォルト・ディズニーの約束 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
ディズニー好きを公言するなら観なきゃ駄目でしょ。
いまいち話題的にパッとしない、本家ディズニーの物語ですが…
蓋を開ければ、極上のヒューマンドラマ。
観て本当に良かった、そんな幸せな一本でした。
登場と同時に一発で共感できないと分かる「偏屈クソ婆vsディズニー氏チーム」と。
そんな世界の全てを拒むような偏屈にどうしてなってしまったのかの「娘と父の物語」とを二本の柱にして。
それを編み上げながら語られるストーリーの妙。
後半1/3の泣かせの凶悪さは要注意です。
そして振り回されながらも突き放さない、温かさと深みを持ったウォルト氏を演じ。
作品に大きな説得力をもたらしたトム・ハンクスの大功。
そしてやっぱり…
今のディズニー映画にはない、「メリー・ポピンズ」の芳醇さ。
全てバランスが心地良い…
これこそレリゴー以上に観るべき一本です。
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