「大切な思い出」ウォルト・ディズニーの約束 マルコ・ヨドガワさんの映画レビュー(感想・評価)
大切な思い出
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ウォルト・ディズニーが長年映画化を望んでいた作品について、偏屈な作者パメラ・トラヴァースとの映画化までのやり取りを描いたお話。
パメラはイマジネーションの人であり、それを育ててもらった父との思い出を大切に心にしまっている。父が酒に溺れて辛い思い出もあるが、楽しい父を愛してやまなかった。良き思い出を小説にしたが、実生活は楽しい思い出のあるオーストラリアとは真反対の気候のイギリスに住み、楽しい思い出は心にしまおうとしているのか。
父との楽しい日々を描いた小説を映画化することで、心のわだかまりが昇華していくのが伝わるいい映画でした。
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