「サクラサク」ウォルト・ディズニーの約束 おりこうさんの映画レビュー(感想・評価)
サクラサク
ずっと胸の奥に、大切にしまっておいた思いたちが(トラウマでさえも)漸く実を結び花開いた。
(メリー・ポピンズの誕生)愛娘が想像の中で(実の父を救いたい!という思いから)父を救う世界を、自分の中に築いていた。
その事実だけでも十分に、父=バンクス氏は救われているんだと思う。
勿論、メリー・ポピンズの映画化で最も救われたのは、ウォルトディズニーに他ならないけれども。
苦しみや悲しみを薄める為にも、楽しみや喜びを自分の中に増やす為にも、ファンタジーは人間にとって必要不可欠なものだと、改めて感じる。
「現実は辛い、だからこそ(人間には)ファンタジーが必要なんだ。」ウォルトディズニーも言った通り。
ファンタジーは必要。
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