「わかってはいても、イライラしてしまう」偽りなき者 MoriyaTaroさんの映画レビュー(感想・評価)
わかってはいても、イライラしてしまう
監督、俳優の意図にもろにはまってしまい、些細なこと、場面にいちいちイライラしてしまう。
何でここで黙ってんの。。なんでもっと論理的にならないの。。それはやっちゃダメだよ。。こんなヤツいねえよ。。
てな感じで、不快感を禁じ得ない状態が結局最後の最後まで続くんだけど、つまりよく出来た映画なんだろうね。
ヨーロッパ映画特有のスクリーン全体に重くのしかかる、淫靡、陰湿、陰影が作品に重厚感を与えている。
偽り無き者は常に、口下手でfragile。世の中見えない落とし穴がすぐそこに隠れている。
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