「クリーチャー描写は秀逸だが、他は・・・」サイレントヒル リベレーション3D ヴァルさんの映画レビュー(感想・評価)
クリーチャー描写は秀逸だが、他は・・・
特別前作のファンと言う訳でもなければ、元となったゲーム版も全くプレイしたことがないので、単純に思い入れが無いだけなのかもしれませんが、シリーズ第二弾の今回は思いのほか楽しめなかったと言うのが正直な感想ですかね・・・。
ゲーム版を知らなくても前作は普通に楽しめたし、一つの映画としてのクオリティは相当高かった印象が残っているのですが、今回は脚本に魅力が無さすぎたような?
映像、クリーチャー描写は本当に秀逸でしたので、まあお化け屋敷ムービーとしてなら十分評価出来るとは思いますが、話自体の高揚感はほとんど得られずでしたから、前作と比較してしまえばどうしても消化不良感は否めないかなと。
終盤のバトル要素も、盛り上がり度は少ないし、突っ込みどころは満載だったし、もう少し何とかして欲しかったなぁ・・・。
肝心のアレッサやクローディアとの場面は、あれでいいんでしょうか???
まあクライマックスにたどり着くまでのマネキン、ナース、三角頭等のキモグロなクリーチャー達には、奇っ怪な動きも含めて十分楽しませてはもらいましたが・・・。
そんな中でもとりあえず良かったと思えた点は、先にも挙げた映像と、ショーン・ビーン父さんが続投してくれたことと(ラダ・ミッチェル母さんもちょっとだけ出てましたね)、主人公ヘザーを演じたアデレイド・クレメンスがブスカワちゃんだったことでしょうか。
アデレイド・クレメンスは、物凄く可愛く見えたり、角度によっては物凄くおブスちゃんにも見えたりと、まるでキルステン・ダンストを彷彿とさせるかのような雰囲気を感じましたよ。
ちょっと注目してみたい存在かも。
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