そんなガキなら捨てちゃえば?のレビュー・感想・評価
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評価低すぎちゃうのん?!
ドタバタ感満載のコメディ。
ただ、主人公レンがやんちゃな弟を父親のお墓に連れて行った時に、弟が初めてしゃべったので少しウル、そのあと墓場から出たところで母親とばったり、涙腺崩壊。
コメディの中の素敵なシーンだった。
ドタバタは最後まで続くがエンディングではびっくりシーンもあり。見てのお楽しみ。
それにしてもやんちゃすぎる弟の存在感はすごい。
あれが演技なら末恐ろしいけれどあの年であんな演技ができるだろうか?
目に余るいたずらっ子やけれど憎めん奴でした。
アッ、やっぱり憎たらし奴ですわ。
ラストシーンで思い直しました。
あと腐りなし
「The OC」プロデューサーのジョシュ・シュワルツによる初の監督作品とあって、アメリカの青春ストーリーをコミカルに描いてあります。
レン役のヴィクトリア・ジャスティスがとても思春期の女子高生を見事に演じていると感じました。
ストーリー的に言うと万人受けするようなストーリーですが、見て損はしない感じのハートフルドラマですね。
映画大好きな方には物足りなさがあるかもしれませんが…ただダサい女子高生が同じクラスのみんなの憧れの男子とくっ付かないところは、現実感があって良かったかも!
レンの弟アルバートも何か憎めない存在で、可愛さも感じるしエンディングのネタばらしからすると、アルバートが結局キーマンでしたね。
ピンポイントで楽しめるファミリーパック
ハロウィンの夜、弟の子守を言いつけられた高校生のレン。パーティに行けず退屈な夜を過ごすレンに更なる悲劇の弟・失踪。母親が戻る前に弟を探し出せるのか…というストーリー。
原題の『Fun Size』、お菓子のいわゆるファミリーパック(大袋)をアメリカではファンサイズ呼び、楽しいことが詰まってるというニュアンスです。作品の方はと言うと出演者の知名度もそこそこ、脚本も他の作品に影響を受けて作ってみましたという感じのよくあるB級な一本。ただ、ピンポイントで楽しめる部分はあります。
主演のレンを演じたビクトリア・ジャスティス。かなり濃い顔のティーンアイドル、それだけで起用された感があり演技はひどいです。昆虫ダンスが唯一評価できるかな。
レンの母親を演じたチェルシー・ハンドラー。アメリカではテレビ番組のホストも務める有名な女優さん。滑舌がよくセリフで笑わせようとするのですが、その見た目も手伝って浮いてます。
レンの友人・ルーズベルトを演じたトーマス・マン。演技は悪くない、でも印象薄い彼。最近見た『It's Kind of a Funny Story(2010)』ではイケメン扱いだったのが不思議。草食男子としてこれからブレイクするのかな、ちょっと気になります。
レンの憧れの人・アーロン・ライリーを演じたトーマス・マクドネル。ジョニー・デップに似ていると言われる彼、それをそのまま映画に取り入れるベタな演出。でも、確かに似てるかも(笑)。
そして私が一番注目した人、レンの弟を演じたジャクソン・二コール。なんとも言えない存在感、演技でもない・イケメンでもない・おデブちゃんで愛らしい。コスプレのせいもあってか、『キック・アス(2010)』でクロエ(・モレッツ)ちゃんを見た時のような衝撃でした(笑)。
アメリカのB級コメディをよくご覧になる方なら、退屈しのぎに見るのもいいと思う2.0。プロローグにちょっと変わった演出があり「これ映画?」と戸惑いましたが、これもお楽しみの一つと考えればお得に感じると思います。
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