「平塚市美術館での上映会にて」父をめぐる旅 異才の日本画家・中村正義の生涯 ordinalさんの映画レビュー(感想・評価)
平塚市美術館での上映会にて
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自分の父親の作品にこれほど愛を持って貪欲に足で調査できることは、率直に凄いと思う。
中村正義が戦後日本の美術における重要な在野の画家として今後も名声を残していくのは、独自の画風や自身の精力的な活動、カリスマ性、周辺の芸術家や壮絶な人生、諸家による研究のみならず、娘さんの努力あってこそだろうと痛感した。
平塚市美術館での展覧会
「生誕100年 中村正義展ーその熱と渦」及び担当学芸員によるギャラリートークとあわせて上映会にて視聴。かなり理解が深まった。
正義の《源平海戦絵巻》(1964年、紙本彩色、東京国立近代美術館蔵)が登場するという、小林正樹監督による映画『怪談』も観てみたい。
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