「設定が無理矢理感…」ばしゃ馬さんとビッグマウス kuroneliusさんの映画レビュー(感想・評価)
設定が無理矢理感…
5/17 ばしゃ馬さんとビッグマウス
5/17 DVDにて鑑賞
吉田恵輔監督のさんかくが好きだったので借りてみた。
相変わらずリアリティには溢れまくり。ダメ人間描かしたら本当にうまい。
麻生久美子の役柄は演技もキャラ設定も抜群でああこういう人いるなぁと納得できた。
しかし、ビッグマウス役の安田章大の役柄は設定もあいまいでどうしてこういう人間になったのかというのがわかりずらかった。演技はよかった分残念。
劇中二人が別れるシーンのセリフで安田くんが麻生さんに『またばしゃ馬みたいにがんばるん?』というセリフがタイトルにこじつけたようで必要なかったかなぁと。
安田くん=ビッグマウス
麻生さん=ばしゃ馬
の設定バランスが悪かった。
全体的に悪くはないんだけど、そこが残念。
岡田義徳さんと山田真歩さんの演技は脇役なのにしっかりキャラができていて素晴らしかった。
東京にたくさん溢れていそうな人種をうまいこと描いててそれには共感できた。
10点中で4点。
(了)
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