探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点のレビュー・感想・評価
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活かしきれなかった豪華キャスト
札幌のゲイバー「トムボーイズパーティー」のホステス、マサコは趣味のマジックが高じてTVの全国大会で優勝。
共通の友人である探偵や高田、ホステスらと共に祝杯をあげた翌日にマサコは死体として発見される。
捜査線上に浮かび上がる北海道の大物議員とその複数の取り巻きグループ、そしてマサコの熱狂的なファンで今回の事件の依頼人である弓子。
札幌全域を敵に回した探偵と高田が挑む悲しくてやるせない事件を追ったススキノ探偵シリーズ第2作目。
前作のメインキャストに引続き、ホステスのマサコにゴリ、その店長のフローラに篠井英介、凄腕のバイオリニストにして今回の依頼人の弓子に尾野真千子、そして北海道の大物議員にして両刀使いの噂がある橡脇に渡部篤郎と個人的には最高の豪華キャスト。
冒頭では当時現役だった麻美ゆまも登場し、多くの男性陣を盛り上げたに違いない笑。
ドッタンバッタンしながらガラス越しに繰り広げられる展開に爆笑必至笑。
今回の依頼人はバイオリニストとして活躍する弓子。熱狂的な弓子のファンであったマサコの死の真相を探るべく探偵をけしかけては行動を促そうとする。
前作のコンドウキョウコと同様に美女だが、ガサツで男勝りな面が強く探偵と高田が怯えながらついて行く姿に笑える。
ラスト手前で半暴走気味に橡脇を暗殺しようと演説広場に現れる弓子を身を挺して守る探偵に痺れる。
探偵はな、、依頼人、守んなきゃいけねんだよ、、
カッケェ。。どうしたんだ大泉洋。。笑
ちなみにこのシーンがタクシードライバーオマージュっぽくて気に入ってる。
しかし残念なのは渡部篤郎の尺の短さだ。
もっと観たかった。
何より勝手に1人で興奮したのがススキノの客引きのうちの1人に徳井優、金属バットを持ったマスクのおっさんに矢島健一とかの名作ドラマ『ケイゾク』のキャストが3人も揃っているではないか!笑
ゴリさん!ゴリさんはまだか!!笑
あのドラマの渡部篤郎というか真山が好きすぎて渡部篤郎が死ぬほど好きな自分はもっと映画に出てる渡部篤郎が観たかったんだ。
といってもやはり探偵と高田の2人の前作よりも磨きのかかった掛け合いやコンビネーションも良かったし、路面電車やトムボーイズパーティーでの大混戦も面白かった。
またこのシリーズ特有の後味の悪いラストも印象的だ。
結果的に弓子は死ななかったのでハッピーエンドかと思うがその手前が余りにも衝撃的でゾッとする為、シリーズまだ2作目だが今後のシリーズでもトップクラスの胸糞エンドになっている気がする。
とにもかくにもまた続きが観たい作品。
次の高田号は果たして新調されているのだろうか笑。
前回よりコミカルな仕上がり
やっぱり面白い
愛すべきマンネリ感、前作と同様に楽しめました
1と比べてどちらが好きかと聞かれれば、雰囲気的には断然1の方が好きでしたけど、基本的には今回も笑えて興奮してホロっと来て苦みもあって、十分楽しめました。
やってることは基本1とたいして変わってないんですけどね、心地良いマンネリ感とでも言いましょうか、お約束の展開がホント期待通りと言った感じで、今回も満足感は十分得られた内容でしたね。
ハードボイルドの呈をとりながら、いかにも大泉洋らしいおふざけ感満載なテイストが私的には大ヒット(髪の毛ネタ好きだったなぁ)、勿論相当好みは分かれると思いますが、1を見て楽しめた方は本作もある程度楽しめるのではないかと。
まあ内容そのものと言うよりも、もはや大泉洋演じる俺と松田龍平演じる高田の掛け合いが楽しみで見ているところもあったりしますよね。
相変わらずの名コンビ、いや、迷コンビか、高田のちょっと間の抜けたところがいい感じにピンチを拡大して、話を盛り上げ、最終的には抜群のコンビネーションを見せ回収すると、ホントお約束の展開なんですけど、前回にも増して派手なアクションシーンが盛り込まれていたり、まあ何やかんやありつつもこの2人のコンビを見ているだけで十分面白かったなと思えるような作品でした、更なる続編が制作されたのも思わず納得の名コンビでしたね。
ススキノ界隈の愉快な仲間達もまた皆いい味出してましたねぇ、特に喫茶店のウエイトレス安藤玉恵がまたしても最高でした、変に依頼人にライバル意識燃やすところが何か好き。
ただストーリーそのものは、まあ前作も謎解き要素は微妙でしたけど、今回はそれ以上に・・・アレでしたねぇ、何とも微妙な結末と言うか、真相と言うか、正直肩透かし感は否めませんでしたが、探偵の身の丈に合った事件と考えれば、案外こんな結末がこの作品には似合っていたような気もしないではなかったです。
相当やるせない気持ちにはなりましたけどね、でもこの苦みがあってこそのこのシリーズなのかなと・・・。
オネエや脱原発の描き方がこれでいいのかは、ちょっと微妙な気もしましたが。
しかしゴリのオネエ演技は安定と言うかもはや鉄板級の演技ですね、見慣れているからか全く違和感なし、そしてどことなく切なくて哀愁が漂っていて、思わず感情移入させられました、マサコちゃんの歩んできた人生がまた何とも言えず健気で儚かったので・・・。
一方、ヒロインの尾野真千子は、見た目は美しいのに喋ると関西のドぎついオバちゃんになるのが本人のイメージそのままな感じでちょっと面白かったです、前作の小雪の方がヒロイン像としては好きでしたけど、笑いの面では大泉洋と松田龍平も加えたトリオで笑わせてくれたので、まあそこは一長一短でしょうか。
依頼人をマドンナとし、シリーズ化するこのパターン、昭和な感じで嫌いじゃないです。
更なる続編も楽しみです、北の大地で今度はどんな騒動が待っているのでしょうか。
1ほどのどんでん返しがなかったけど、面白かった。 それぞれのキャラ...
賛否あるでしょうが・・
第一作に比べると、賛否あるでしょうね
僕のような札幌市民にしたら、とにかく北海道を舞台にガリガリ撮ってくれてるだけで、満足なワケだけど
元々が、ハードボイルドの小説らしいので、中々難しいのだろうなぁ
それでも
この作品の大泉洋と松田龍平のコンビの空気感だけでも秀逸じゃないかな?
それだけで楽しめているので、別に良いんです!
ちなみに
エンディングだか終盤で、幼少期の二人が学校をバックに遊んでいるシーンは、小樽の石山中学校(今は閉校)
大泉洋はやっぱり、ナイスです! 松田龍平は、なんであんなかっこいい...
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