劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のレビュー・感想・評価
全66件中、41~60件目を表示
エゴは、地球を変える…
まどマギ劇場版としては、大満足!
キョーコと、そしてさやかが活躍したのも大満足!笑
ただ…
見事な結びを期待して行って。
一番鉄板!だけど安直なオチに着地したのは…
残念過ぎてぐうの音も出ない、モヤっと気分で終わったのがつくづく残念でならないのが本音です。
続編無しで、コレで終わり!
ならば、十分に納得出来る作品ですが…
逃げたよね?!
魔法少女のルールがファンをも侵食する
一番見たかった「まどか☆マギカ」と、一番見たくなかった「まどか☆マギカ」が両方ある。
希望を抱いた分だけ絶望に苛まれる魔法少女のルールが、観客たちにも適用され始めたってことだろう。
こんなのは見たくなかった、という感想を見るたび、魔法少女たちの絶望はいかばかりだったろうか、と思う。
彼女たちの絶望を思えば、見るほうもこれくらいは我慢しなきゃいけないのだ。つらいけどね・・・。
私は嫌い
ランキングで週間1位だったので観てきました
バッドエンドがどうのとか、そういう事を言うつもりはありません
それ以前の問題です
難しい設定があり、少なくとも初見では理解が追いつかない映画は多々ありますが
しかしそういった作品にも名作はあります
この作品は、その設定を説明することを主目的としているように見受けられます
設定を理解させることを目的とするなら映画ではなく、小説にでもした方がいいかもしれません
残念ながら映画作品として、エンターテイメントとして不合格です
無理だった
音楽は素晴らしかったんだけど(妙な歌はいただけないが)、ストーリーがどうにも意味不明(特にラストあたり、あとイヌカレーもクド過ぎたような)
結構同感の人いるみたいだけど、ほむらの感情がもうまどかへの愛情も何もかもすっ飛ばして妄執になってるしとか思えない
どうしてこんな異常な話になってしまったのか制作側の意図がわかりかねる
監督さんが「心強くして見てください」とか言ったあたり、どんな展開でも「まどマギ大好き」で受け入れられるファンだけ受け入れてくれればOK、そうじゃなかったらご遠慮ください・・・なのかもしれないけど、あまりに置いてきぼり過ぎじゃないだろうか
キャラの扱い的に結局まどかが主役じゃなかったように思えたのもなんだか納得いかない
どう見てもほむらが主人公、これスピンオフ作品じゃないよね?
見終わって「テレビで終わっておけばよかったのになあ」という感想が真っ先に出てきてしまいました
少なくともテレビ版などを見たことが無い新規さんにはお勧めはできないです
矛盾が多い
この時を待ってた・・・!とか言い出してまどかから神様パワーを奪う部分で一気に冷めた
普通に観てればあれがどれだけ不自然か誰でも引っ掛かるはすなのに・・・
前後編ラストでまどかのリボンや弓を引き継いで戦ったのは、まどかの意志をしっかり受け取ったって演出
それを混ぜ変えなきゃいけなかったのはオトナの事情しかみえない
ラストの稚拙な流れを凄いとか言ってるのは裸の王様にひれ伏して王様の豪華な衣装見える俺凄いってアピールでしかない
当の脚本家でさえパンフレットで付け足だったって言ってるよ
意味不明にハリウッド超えただの言ってる奴は頭がおかしい信者
魔法少女ほむら☆マギカ
今作に限り、タイトルを『魔法少女☆ほむらマギカ』に改題しても良かったんちゃうかと思えるぐらい、徹頭徹尾ほむらによる、ほむらの為の映画でした笑
まどマギと言う作品にとって魔法少女は建前であって、本質は友情賛歌以外の何物でもないと改めて感じた。
そりゃあもう、キン肉マンも真っ青なぐらいの友情パワーですよ。
ただ、ほむらの場合そのベクトルが振り切れ過ぎて、とんでもない方向へとシフトしてしまいますが…。
映像表現も素晴らしかったね〜。
そして杏子とさやかがお互いを友達として認識した、自然な状態の関係を築けてる描写に泣いた。
Friendship Never end!
愛情というより妄執
映像は綺麗だったし音楽も素晴らしかったんだけど(妙な歌はいただけないが)、ストーリーがどうにも意味不明(特にラストあたり、あとイヌカレーもクド過ぎたような)
結構同感の人いるみたいだけど、ほむらの感情がもうまどかへの愛情も何もかもすっ飛ばして妄執になってるしとか思えない
どうしてこんな異常な話になってしまったのか制作側の意図がわかりかねる
監督さんが「心強くして見てください」とか言ったあたり、どんな展開でも「まどマギ大好き」で受け入れられるファンだけ受け入れてくれればOK、そうじゃなかったらご遠慮ください・・・なのかもしれないけど、あまりに置いてきぼり過ぎじゃないだろうか
キャラの扱い的に結局まどかが主役じゃなかったように思えたのもなんだか納得いかない
どう見てもほむらが主人公、これスピンオフ作品じゃないよね?
見終わって「テレビで終わっておけばよかったのになあ」という感想が真っ先に出てきてしまいました
少なくともテレビ版などを見たことが無い新規さんにはお勧めはできないです
オ〇ニー
どこかに書いてあったけど、キレイにたたまれた物語を風呂敷から取り出して小便ぶっかけたような作品
金儲けの為だけに作られた蛇足
映像は奇抜で好みが別れそうそうで場面によってはごちゃごちゃして状況がわかりづらい
序盤のほむらマミの戦闘シーンとまどかほむらの丘の上の会話から戦闘まではまあまあ良かったよ
でもこれはいい訳の仕様もない完全な駄作
魔まマ的ハッピーエンド
「幸せな杏さや公式映像」が見れた瞬間に泣いた。
開始5分かよ。
などというさやかちゃんファンの戯言は置いといて。
きれいにまとまったはずのTVシリーズの隙間を補完し、さらなる発展と結末を加える、続編として満点の出来。
これだけ入り組んだ話をわずか二時間にまとめ上げていることに感嘆。
そして、非の打ちどころのないハッピーエンド。
ええ、ハッピーエンドです、間違いなく。
この作品の世界観において、これ以外のハッピーエンドってありえますかね。
多分、多くの人がハッピーエンドと思う結末は、世界のありかたやインキュベーターという外部存在がいる以上、どういじってもハッピーエンドになりませんよ。
囚人のジレンマで信じるのでも裏切るのでもなく、ルールそのものを吹き飛ばすのこそ魔まマとして正当なんだから。
きれいにまとめちゃったから続編はないでしょう。
ここに継げれる話ってどんなのか想像もつかない。
心情的には満点の★5でもいいんだけど、過去作を下敷きにした上で成立していることを差し引いて4.5。
感動のたいさく
タイトルロールが終わっても誰も席を立たない…
感動ではなく当惑。無口の連鎖。
えっ?これで終わり…?
納得できないという雰囲気が会場に渦巻いてました。
わたしの後ろの、二人組がぽつりと
「目玉焼きは半熟に限る。なんて言ったらいかんことだけはわかった」
虚淵 玄さんはテレビシリーズがきれいに終わりすぎたと考えたんでしょう。
出始めはあれ?また総集編か?テレビシリーズの1話の繰り返し。
やや違うところが出てきて、「エンドレスエイト」やる気じゃないだろうなあ?ほむらは時間を巻き戻せるし。
と疑念が。
してると、5人が魔法少女に変身するのにたっぷり時間を割いて、これはプリキュアか?
おい、本当に小学生向けの魔法少女物をやる気じゃないだろうなあ?
これは見続けるのがきつい。恥ずかしすぎる。席を立とうかと真剣に思い始めた30分過ぎ、あれっ?と思い始める。
そこからは、謎を含んだ展開。そう来たか…まあ、ありがちではあるけど。
が、浮いた心に最後まで収拾を付けられなかった。
事故に見せかけた殺人事件。誰もかれも一癖ある登場人物。最後に探偵の鋭い頭脳が謎を切り裂く。真犯人は…
…やっぱり事故でした。
そういう、推理小説は許されないだろう普通。
感動の「対策」が必要。
セカンドシーズンに対する布石としか考えられない。
ちょっと考えすぎ、でもおもしろかったよ
序盤は戦隊ヒーロー風味。嫌いじゃないよ。むしろ好物だよ。
変身シーンなどちょっと長いかな?と思うけど個性を分けようとした意気込みが感じられる。戦闘終盤リズムゲームのようなノリにちょっと萌えた。
中盤はミステリ風味。世界を疑いだしたほむらちゃんが謎に挑む。
いいね!疑いはじめるとすべてが疑わしいようにうまく演出できてます。
終盤はどんでん返し。なるほど。よく考えれば王道ストーリーなんだけど、このキャラでやるか。非難も受け止めるつもりだな。と意気込みを買った。派手な戦闘シーンもかっこよかった。
よく考えれば、TVシリーズを踏襲している。最初は魔法少女モノと戦いを期待しているうちに魔法少女とは?という謎が生まれ、葛藤ののち女神となるTVシリーズ。
戦い→謎→超越。まぎれもなくまどマギだったと思います。
惜しいと思うのは、ちょっと考えすぎたシナリオだけに説明が追い付いていない部分があることですかね。
だいたいわかるんですけど、なぎさの必要性とか、さやかの謎の万能性とか、理解がおっつかなかったです。続編で語られるかな?
なんにせよ、続編大期待です!
ある意味、ハッピーエンド?
鑑賞一度目はほむらの変心に途方にくれたけど、いろいろな疑念が消えず今日再見。
これはある意味、実はハッピーエンドの物語じゃないか、ほむらの気持ち、願いは全く揺るぎなかったと再確認できました。
まどかへの執念から知らず知らずに魔女になってしまったほむら。でも、神となったまどかの浄化を拒んでもまどかをこの世に連れ戻したかった魔女ほむら。
それは、不本意にもワルプルギスの夜に、まどかを過去未来全ての魔法少女を救う願いを立てさせ、まどかを聖女の孤独に追いやったほむら自身への後悔。
だから、まどかの浄化作業を無理やり中断し、まどかをこの世に連れ戻し、少女まどかに戻した。(この力が魔女も神をも超えたがゆえに、それを悪魔というのだろうけど、ほむらは決して悪魔そのものになった訳では無い)
ほむらに悪魔的な悪意はいささかも無いと断言できる。まどかの秩序神に対する愛の神になっただけ。身を捨てても愛するものを守る非条理。愛するものを守るため、自身も周りをも巻き込み全てを投げ打つ非情。
その副作用の結果、まどかのしもべのbebeもさやかもこの世界の住人に戻った。
まどかの本音の願い、皆んなが仲良くする世界が戻った。ほむらのおかげで。
新しい世界では、ほむらの記憶だけは残り、その記憶はほむらのこころの中だけに閉じ込めて。
かくして、この穏やかな日常は、悪魔の力を持つ現身のほむら。神の現身の(但し、神の記憶が無い)まどか。まどかと共に再び生き返ったさやか等の新たな世界が始まった。
新編/反逆の物語。
この世界では一見、不幸な魔法少女はいなくなった。まどかもさやかも。
まどかが戻ったほむらも。
でも、まどかには(神であったときの)わだかまりの記憶は残っている。
やはり新しい秩序のこの世界もほむらの箱庭の世界なのか。
このわだかまりが・・・
・・・・続編に繋がる?
続編に期待してます。
気持ち悪い
見てから言うのも卑怯ですが、矛盾だらけの予告を見た時から、正直嫌な予感はしていました。
キャストの斎藤千和さんの「賛否両論になると思う」というコメントが、不安に拍車をかけました。
しかしまさか、つまらないどころではなく、こんなに気持ち悪い映画になるなんて、思ってもいませんでした。
本当に、今年見た映画の中で一番気持ち悪いです。
精神的には『ムカデ人間』並みに気持ち悪かったです。
連結少女むかで☆マギカです。
……それくらい僕は今、ショックを受けています。
何が気持ち悪かったかと言うと、もう、全部です。
【アバンが気持ち悪い】
ほむらを除く4人の、ナイトメア退治から始まる冒頭。
さやかがいる。お菓子の魔女がいる。
この時点で何かおかしい、パラレルワールドか何かだと分かる冒頭、それはいいです。引きこまれますし。
でもあの楽しげな倒し方は、やはり異様で、しょっぱなから不安になりました。
僕の知ってる『魔法少女まどか☆マギカ』は見れないんじゃないか、と。
【オープニングが気持ち悪い】
クラリスの明るめのポップソングに対して、映像の不気味さ、
落胆するほむらを尻目に、らしくないダンスをする4人。
[前編][後編]の時のオープニングは本当に感動しました。
だから新編も楽しみにしていたのに、なんですかあれは。
暗雲が立ち込ました。
【先生が気持ち悪い】
ただでさえ可哀想だった先生が、さらに可哀想な人になっています。
信仰宗教ネタは必要だったのでしょうか。
笑えないネタキャラ化。しかも出番はそれだけです。
【変身シーンが気持ち悪い】
5人立て続けの変身は、TVシリーズなどではなかった展開、見所です。
だのになんでしょう、間を持たすためにただ色々動かしたような、スタイリッシュさに欠ける変身シーン。
ところどころ割って入る魔女らしさ。どこか狂気じみています。
そういう演出だとしても、楽しみにしてたシーンの出来栄えに落胆しました。
その前後の掛け合いはネタ的要素が感じられましたが、変身シーン自体はネタにもなっていないようでした。
【ベベが気持ち悪い】
お菓子の魔女と言えば、マミさん好きからしたら、ハッピーツリーツリーフレンズの全斬殺方法を試みたいくらいのにっくきケダモノです。
だのに普通にマスコット的にまとわりついています。
いくら愛きょうを振りまこうが、実に気持ち悪かったです。
【イヌカレー演出が気持ち悪い】
あれが好きな方には申し訳ないですが、いつにもまして気持ち悪かったです。
いや、TVシリーズの時は僕も嫌いではなかったんですよ。
しかし新編では、バスあたりからなる中盤以降がくどすぎました。
偽街まるごと魔女の結界だったわけですから、多用するのは仕方ないと言えばそれまでですが、
長々と暗いストーリーと組み合わさると、ちょっとした精神ブラクラのようでした。
【豹変したほむら・結末が気持ち悪い】
一番気持ち悪かったのはこれです。
断わっておくと、僕はほむらが大好きです、キャラクターとして。
[後編]の結末、まどかがいない世界でも守っていく、生きていけると強い意志を見せてくれた彼女に、心から感動しました。
なのにあの壊れっぷりは何ですか、この作品自体がナイトメアだったんですか?
あれはキャラだけでなく、前作自体の否定に他なりません。
だからこそ評価してる人もいるようですが、それって本当にすごいことでしょうか?喜べるんでしょうか?
僕はただただショックでした。
【エンドロールが気持ち悪い】
曲は素敵です。
でも、明らかなバッドエンドなのに、なんて愉快な曲を流すんだろう、と思いました。
ミスマッチっぷりが気持ち悪かったんです。
結論を言うと、僕にとって本作は、“見たかった映画とは違う”ではなく、“見たくなかった映画”なんです。
本作を公式として、正当な続編として受け入れられる心を僕は持ち合わせていません。
『ターミネーター3』みたくなかったことにならないでしょうか。
こんなことになるなら作ってもらわない方がよかった。
そもそも暗さとか分かりにくさとか抜きにしても、面白い映画だとは思えません。
すごい映画だとも思いません。
もっと言うと、ファンのために作った映画だとも思えませんでした。
最後に、本作のあまりの蛇足っぷりに敬意を表して、僕も蛇足な悪口を言います。
「監督」「総監督」ってなんですか。
「監督補佐」「監督」とかじゃ駄目なんですか。かっこつけやがって。
心して見に行ったのに打ち砕かれた感。
TV版も前作劇場版も走破している身として、全て心して見に行ったのに、気づいたら心打ち砕かれた感じでした。
言い得て妙な新編。
叛逆という言葉に大体の予想はついていくものの、救われぬ物語は新編になれどかわらないのだな、と。
最も、それが人間なのかもなぁとも。
構成も個人的には好きなので面白かったですが、序章というか、「長すぎ」と思う人も居るかもしれない。
オチについてはパンフに監督の言葉であったとおり、賛否両論だと思う。
個人的には、どうとでも今までの世界に繋げられる感じなどが好きですし、前回に続きある意味ではハッピーエンドじゃないか、と。
スタッフロールの最中も流れるアニメがイロイロな意味に捉えられるので、それを見ながら頭のなかを整理していくと、本当のラストが映しだされます。
新しい魔法少女については、もっと見たかったな―っていう気もしますが、ある意味これもパンフにあった「二次創作の隙間」になるのかなぁ、と。色んな可能性があるのがあの世界。
イロイロな可能性と、イロイロな世界を考えながら反芻して、もう一度見に行って心おられたいと思います。
あと、やはり前まで見てる者としては。
「QB貴様ッ!!!」
という気持ちとともに、でも何か最後はスカっとするのが良かったですね。
まどか☆マギカの脱構築と再構築。
新編でありながら、これまでのまどマギの物語の意味合いの一切を『脱構築』し、すべてのファンのまどマギ認識を塗り替えてしまいます。
そして、物語の続きを紡ぎながら、まどマギの物語の新しい意味を『再構築』していく。
TV版で浮上した「これはハッピーエンドなのか否か」という問いは完全に無に帰して、新しい形で、より強烈に突きつけられました。
自分たちがTV版で抱いたすべての感情や認識が、その意味を失いながら、さらに深い深いものへと否応なく昇華されていく感覚は、頭や心を思い切り掻き乱されていくようで、凄まじい体験でした。
希望か、絶望か。
おそらくこの二項対立では語れない答えが、彼女の選択です。
あれだけ多くの人に影響を与えるかたちで完成したTVアニメの傑作。
その設定を最大限生かしながら、新鮮なモチーフを絶え間なく連投して、まったく新しいのに一番まどか☆マギカらしい物語を提示することに成功していると思います。
その時代を映し出す鏡として、これまでもいくつかの歴史的アニメ作品が生まれてきましたが、いまこの時代とシンクロする作品として確実に語られ続けていくであろう超傑作です。
絶望から天使は生まれ、愛から悪魔は生まれる
ほむらの夢の中でのナイトメアとの戦闘で五人の合体技が、トリコの王食晩餐っぽくてよかった。(○´∀`○) 全体的なことをいえば、終盤にかけての畳みかけからの鬱展開、そこからの大どんでん返しはアニメ映画史に残るものだと思う。次回作で、綺麗に着地してくれることに期待!!(*^_^*)
残念ながら、失敗作です
特典ほしさに予約をたくさん入れたので、公開日の今日の午後3時の時点ですでに4回も見ました。おかげで細部までよく把握できました。
作中、激しいアクションがあり、映画館では、それを評価する声を二人か三人ぐらいの人(男性)から聞きました。とは言え、精神的な部分がないアクションなので、非常につまらないと思います。要するにただの見せ物に過ぎません。たとえて言えば、打ち上げ花火の様なものです。
よいアクションというのは、精神的な盛り上がりがあって、それが爆発してアクションとなる場合に実現します。たとえば、怒りがたまっていって、大爆発するというようなものです。この作品のアクションにはそういうものが全然ありません。
また、オリジナル版は、涙なしには見ることができない作品でしたが、今回の劇場版は、全然泣けません。実際、泣いている人は一人もいませんでした。特に「最後近くのシーンで、『○○○、○○○○○』という言葉を聞いた瞬間、涙が出なくなった」という意見が聞かれましたが、全く同感です。
4回の上映の後、他の人を見た限り、上記のアクションという点以外で、満足した顔で出てきた人はいない様子でした。たぶん、私も含め、ほとんどの人が不機嫌か、不満足だったと思います。
何がまずいかというと、中身がないのです。オリジナル版(テレビ放映版)は精神的なものが非常に大きな比重を占めていて、何度見ても味わいがありましたが、今回の新編には、精神的な深さがほとんどありません。
全体として「謎解き」で見る人を引っ張って行こうという意図が見られました。しかし、『魔法少女まどか☆マギカ』のファンの大半は、そんなことにはあまり関心がないと思います。そういうことは、期待してもいません。そのため、ファンの気持ちに応えない作品となってしまっています。
また、謎解き映画になっているので、ストーリーがわかってしまうと、全然おもしろくないと思います。これから見る人はお気をつけください。
それから、ややこしい変身シーンがあって、まるで『セーラームーン』かと思ったのですが、その後、『ドラゴンボールZ』に出てくるギニュー特戦隊のスーパーファイティングポーズに見えて、失笑しました。
あと、登場人物の描写というか設定がだめです。恐らく多くのファンが不快になったのではないかと思います。そのため、展開が気に入らないファンが多数出ると思います。具体的には、あの薄ら笑いはやめてほしかったです。ファンはみんな登場人物の純粋な心に感動していたからです。
それでお目当ての特典の色紙ですが、何と、はがきぐらい大きさのミニ色紙でした。全くひどいです。あと5回分予約を取ってあるのですが、このつまらない映画をあと5回見るというのは、地獄です。昨年の前編と後編の時は、少なくとも15回以上楽しく見に行ったのですが、昨年の時と比べると、雲泥の差です。
全66件中、41~60件目を表示