「感動のたいさく」劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語 DORAさんの映画レビュー(感想・評価)
感動のたいさく
タイトルロールが終わっても誰も席を立たない…
感動ではなく当惑。無口の連鎖。
えっ?これで終わり…?
納得できないという雰囲気が会場に渦巻いてました。
わたしの後ろの、二人組がぽつりと
「目玉焼きは半熟に限る。なんて言ったらいかんことだけはわかった」
虚淵 玄さんはテレビシリーズがきれいに終わりすぎたと考えたんでしょう。
出始めはあれ?また総集編か?テレビシリーズの1話の繰り返し。
やや違うところが出てきて、「エンドレスエイト」やる気じゃないだろうなあ?ほむらは時間を巻き戻せるし。
と疑念が。
してると、5人が魔法少女に変身するのにたっぷり時間を割いて、これはプリキュアか?
おい、本当に小学生向けの魔法少女物をやる気じゃないだろうなあ?
これは見続けるのがきつい。恥ずかしすぎる。席を立とうかと真剣に思い始めた30分過ぎ、あれっ?と思い始める。
そこからは、謎を含んだ展開。そう来たか…まあ、ありがちではあるけど。
が、浮いた心に最後まで収拾を付けられなかった。
事故に見せかけた殺人事件。誰もかれも一癖ある登場人物。最後に探偵の鋭い頭脳が謎を切り裂く。真犯人は…
…やっぱり事故でした。
そういう、推理小説は許されないだろう普通。
感動の「対策」が必要。
セカンドシーズンに対する布石としか考えられない。
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