「残念ながら、失敗作です」劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語 まる子屋さんの映画レビュー(感想・評価)
残念ながら、失敗作です
特典ほしさに予約をたくさん入れたので、公開日の今日の午後3時の時点ですでに4回も見ました。おかげで細部までよく把握できました。
作中、激しいアクションがあり、映画館では、それを評価する声を二人か三人ぐらいの人(男性)から聞きました。とは言え、精神的な部分がないアクションなので、非常につまらないと思います。要するにただの見せ物に過ぎません。たとえて言えば、打ち上げ花火の様なものです。
よいアクションというのは、精神的な盛り上がりがあって、それが爆発してアクションとなる場合に実現します。たとえば、怒りがたまっていって、大爆発するというようなものです。この作品のアクションにはそういうものが全然ありません。
また、オリジナル版は、涙なしには見ることができない作品でしたが、今回の劇場版は、全然泣けません。実際、泣いている人は一人もいませんでした。特に「最後近くのシーンで、『○○○、○○○○○』という言葉を聞いた瞬間、涙が出なくなった」という意見が聞かれましたが、全く同感です。
4回の上映の後、他の人を見た限り、上記のアクションという点以外で、満足した顔で出てきた人はいない様子でした。たぶん、私も含め、ほとんどの人が不機嫌か、不満足だったと思います。
何がまずいかというと、中身がないのです。オリジナル版(テレビ放映版)は精神的なものが非常に大きな比重を占めていて、何度見ても味わいがありましたが、今回の新編には、精神的な深さがほとんどありません。
全体として「謎解き」で見る人を引っ張って行こうという意図が見られました。しかし、『魔法少女まどか☆マギカ』のファンの大半は、そんなことにはあまり関心がないと思います。そういうことは、期待してもいません。そのため、ファンの気持ちに応えない作品となってしまっています。
また、謎解き映画になっているので、ストーリーがわかってしまうと、全然おもしろくないと思います。これから見る人はお気をつけください。
それから、ややこしい変身シーンがあって、まるで『セーラームーン』かと思ったのですが、その後、『ドラゴンボールZ』に出てくるギニュー特戦隊のスーパーファイティングポーズに見えて、失笑しました。
あと、登場人物の描写というか設定がだめです。恐らく多くのファンが不快になったのではないかと思います。そのため、展開が気に入らないファンが多数出ると思います。具体的には、あの薄ら笑いはやめてほしかったです。ファンはみんな登場人物の純粋な心に感動していたからです。
それでお目当ての特典の色紙ですが、何と、はがきぐらい大きさのミニ色紙でした。全くひどいです。あと5回分予約を取ってあるのですが、このつまらない映画をあと5回見るというのは、地獄です。昨年の前編と後編の時は、少なくとも15回以上楽しく見に行ったのですが、昨年の時と比べると、雲泥の差です。
自分、このアニメシリーズに関して全く無知な人間ですが、
仙人@仙人の結界様のコメント内容に引っ掛かったので
念のため確認させていただきました。
Yahoo!映画レビューにおいて、2013年10月26日17:00付で、
タイトルまで含めて一言一句同内容のレビューが、
確かに仙人@仙人の結界様の名義で投稿されているようです。
仙人@仙人の結界様は、このeiga.com内で昨年もこの作品の関連作を
レビューされているようですから、“まる子屋”様という
別ユーザーネームで投稿されている訳でも無さそうです。
仙人@仙人の結界様、心中お察し致します。
その点を擁護したかったので。
門外漢が横から失礼しました。
こんにちは。このまる子屋さんのレビューは、私(情報検証サイト『仙人の結界』管理人の仙人)がYahoo!映画に投稿したレビューをまる子屋さんが私に無断でこちらのサイトに転載したものです。
著作者並びに著作権者は私、仙人(仙人@仙人の結界)ですので、誤解なき様お願いいたします。
今回は、私に著作権があることに関してまる子屋さんから反論がない限り、このままにして頂いてかまいませんが、今後、この様な無断転載はご遠慮下さる様お願いいたします。
もちろん、引用元を明示する限り、引用はいくらやって頂いてもかまいません。つまり、引用元を明記し、引用文に対して、自分の意見や感想を付記するという形にして下さい。
なお、他の方が誤解しないように書いておきますと、まる子屋さんという方と私は、全然関係がなく、面識もありませんし、つながりもありません。要するに知らない人です。