ガッチャマンのレビュー・感想・評価
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苦悩トラウマ隊G。
何も実写版にしなくても、と思うアニメの名作ばかり作られる。
これも言わずと知れた名作中の問題作。
見たことない人でもテーマソング「誰だ!、誰だ!、誰だ~っ!」は
おそらく聴いたことがあるだろうと思う。
しかしこの歌を思い起こすと、子門真人は今どうしているんだろうと
そればかりが浮かんでしまう。
オリジナルでコンドルのジョーを演じたささきいさおが現役バリバリで
歌手も声優もこなしているため、あれだけ一世を風靡した子門真人の
生声を今聴いてみたいよなぁ~とつい思ってしまう今日この頃。
これだけテーマ曲が先行しているアニメはもう日本の宝じゃないか。
まぁ実写版と聞いて期待した人もそれほどいないだろうが、
結局そう言われても仕方ないくらい過去にヒットしたアニメなので
いわゆる「宇宙戦艦ヤマト」が実写でメタクソに言われた時と同じで
私も(大変申し訳ないけどアレに関しては)大駄作だと思っているし、
それだけを見てきた中高年ファンとしては仕方がないことなのだ。
今作をとても残念な気持ちで鑑賞したオジサンオバサンは多いだろう。
でもまぁ、今をときめく(?)キャスト陣と、
大幅に現代風(?)に設定を整え、不思議な笑いを散りばめた本作は
あ、こんな感じで5人で戦うお話なのね?くらいなもので
いいんじゃないだろうか。名作はアニメDVDでも見て頂くとして。
ダークな設定にしておきながら、やたらと笑えないお笑いシーンを
取り込んでいる不思議作だが、それなら冒頭劇が一番面白かった。
キャスト陣はおそらく言われたとおりに演技しているだけなので、
面白くならないのは脚本と演出がそういうことなんだろうと思われる。
綾野剛に関しては、ジョーらしさを出そうと頑張ってるな~の印象。
しかし能書きは垂れるくせに大した活躍をしてくれないので(ゴメンね)
これがガッチャマンか!?と思うんだけど、それを言ったらお終いか。
地球を救うヒーローって、昔は悩まずに即行動!していたものよ。
そもそも「戦う意味は…」なんて言ってるうちに、
怪獣(今作だとギャラクター)がきてワ~!ってやられちゃうんだから。
言うより行動。よその艦長を見習いなさい(あ~もうスイマセン他作で)
現代っ子にウケるように恋愛ネタを多く盛り込んだのか、
それしか浮かばなかったのか分からないけれど、なんかそればっかり。
私的には南部博士以外、
何でカークランド博士が光石研なんだ?とかイリヤが獅童ってのもな、
なんて、余計なことばかり考えて観ていた。
初音映莉子は先日も戦争ヒロイン、今作でも戦闘ヒロイン、なのね。
ラストでやっと「科学忍法・火の鳥」が出るには出るんだけど…うーん。
あともうひとつ、ジュンの衣装は、あれじゃドロンジョさまに見える。
(地球はひとつ、地球はひとつ、おーガッチャマ~ン、ガッチャマ~ン!)
科学でもない、忍者隊でもない、似て非なるガッチャマン
私はSFアニメとしての「科学忍者隊ガッチャマン」はあまり好きではなかったが、竜の子プロらしいメカデザインと鮮やかな作画力は好きだった。映画化の情報を知った時最初に思ったのは「最新のVFXでどのようにメカ戦を見せてくれるのか」ということだったが、今回の映画はその期待には全く応えてくれなかった。
「科学忍者隊」ではなくただの「ガッチャマン」として、原作を換骨奪胎して違うストーリーを展開するのもありだとは思うが、それならもう少しきちんと作品世界を構築してもらいたい。私が一番問題だと思うのは説明不足のためもあると思うが、設定やストーリー展開に整合性がないことだ。
そもそもギャラクターの目的は何なのか。冒頭のクレジットで「17日間で世界の半分が壊滅し」の後「人類は限られた場所での生存を許され」とあったり、難民バスの護衛シーンで「休戦協定ラインまでもうすぐだ」みたいな会話があったので、ある程度棲み分けはできているかとは思うが、ギャラクターの目的が全人類の殲滅なのか支配(奴隷化)なのかがはっきりしない。
難民の護衛に行った3人が、バスが攻撃された後肝心の難民の安否を一顧だにせず、仲良しごっこをしているのにも腹が立つし、イリヤが本来の目的である健を残して飛び入りのナオミだけをさらって行ったのはなぜかも不明。
車輪型兵器での攻撃にしても、侵入に全く気付かない能天気な防空体制なのだから、直接ミサイルを撃ち込めばそれで済む筈なのに、何でわざわざ「止められるものなら止めてみろ」みたいなやり方をするのか、全く納得できない。
石とは何なのか、適合者との関係は何によるのか(800万人に一人なのでDNAではないだろうが)。その力は石が出すのか適合者が出すのか。その力は物理的なものか超自然的なものか。石の合成はできないのか、適合者を人為的につくることはできないのか。
ギャラクターとの長い闘いの帰趨を決めるはずの事について何ら研究もされていないのは不自然だ。また「精神的・肉体的なダメージを受ければ石の力は失われる」といいながら、終盤たっぷりダメージを受けながら戦っているのもおかしい。自らの設定を無視するなら最初から余計なことは言わない方がいい。
クライマックスであるモスコーンの破壊にしても、結局ギャラクターの巨大要塞をぶつける訳だが、巨大要塞がまだベルク・カッツェのコントロール下にある(ジョーと戦ってはいるが)のに、何故かモスコーンに向かって飛び立って行くのは全く理解できない。
いくらVFXを駆使しようと、不自然なストーリー展開の中での戦闘シーンなど意味がない。なぜその戦闘が避けられないのかを、納得の行くように描いていくことが最低限必要なはずだ。
脚本が悪いのか、監督の力量不足かは知らないが、原作の世界観を無視し、かといって独自の世界を構築できた訳でもない、中途半端な作品としか言いようがない。
若手俳優の出し損
これだけ注目株の俳優陣を揃えておきながら、内容・特撮シーン共にお粗末にも程がある。
正直、この作品のために各メディアで宣伝をしてるのが可哀想になるくらいの作品。
次回作に恵まれることを願います。
子供(低学年)と行くといいよ!
評価低かったけど、面白かったです。ガッチャマン5人共にキャラがでていたし、悪役も良かった。途中登場のヤッターワンはタツノコプロっていう茶目っ気でしょね。うちの子供は、男の子(7才)なのでシンケンレッドが戦うのがやかったんでしょうね。空飛ぶ感じはよかったけど、昨日見たスパーマンを思いだしちゃいました。分かりやすい話で、ちょっと涙ぐみもします。おすすめします。
原作と違うものだと思えばOKですよね
最初の方のCGの出来栄えは、子ども用かも?と思う点もありましたが、コンセプトを考え、現在に合わせればこういう感じになるのではないでしょうか。
悪い作品ではないですよ!
子供向け特撮ヒーロー映画
仮面ライダーや戦隊モノなどのテレビの特撮ヒーローものの映画版という感じです。俳優は原作のイメージに合っていると思いますが、ストーリーは子供向けで無理があり、映像も安っぽくて、大人の鑑賞には堪えません。子供用アニメをそのまま実写化した感じです。
普通に残念な大作SF邦画
原作付き実写化にありがちな失敗を積み重ねた、単なる残念な邦画。
前評判で聞いてたほどクソでもなかった。
スーツのできはいい。ギャラクター戦闘員も、幹部も、最初のバットマンみたいなカッツェも、最後のウサミミっぽいカッツェもいい雰囲気を出してる。
小道具もよくできてる。
CGいい。モスコーンも、巨大要塞も、ゴッドフェニックスも、バードミサイルもなかなか。車輪型軌道兵器が都市転がっていくところはアレだったけど。
役者も頑張ってる。剛力がスイーツなのは台本が悪いから仕方ない。
そう、台本が悪い。
というか、根本的にストーリーが悪い。
17日間で世界の半分壊滅させといて、そのあと13年何やってたんだよギャラクター。
攻撃きかないのに軍隊は旧態依然として存在してどうすんのよ。でかい機動兵器相手に人サイズのバリケード作って小銃兵配置すんのかよ。
なんで仮面舞踏会(?)やってんだよ。味方側なのになんでそこに苦労して潜入してるんだよ。イリヤは入ってんのかよ。
基本決め手なく負けてる状態でモスコーンみたいなでかいもの作って打ち上げてたのかよ。しかも直径4kmもある巨大要塞がそこまで飛ぶのかよ。
練り直せ!
個人的笑いポイントは「適合者だ。連行しろ」
マシーンブラスターかよ!
日本最高級のVFXを使いたいが為に・・こうなってしまったのだよ。さよなら俺の初恋・・。
長く書く・・。
前レビューのパシフィツクリム程では無いが・・
長く・・酷評レビューを(流れ弾含めて)書くよ。
①俺の初恋は・・白鳥のジュンだ。
・・いや・・ラムちゃんか?メーテルか?
シャリバンのアニーか???
003のフランソワか?
(↑だから・・俺は未だにミニスカ勢が好きなのか???)
・・そのジュンがこんな事に・・(-"-)?
●ビブリア古書堂の事件簿含めて・・
例えゴリ押しでも、俺は皆が言うほど剛力さんを嫌いではない。
本作でも、他の方が言うほど悪くは無い。
ただ・・
原作無視の逸脱が甚だしいのだ!!!
そこは無性に腹立つ( +曲+)シ
②そう・・
・・本作・・
最新VFXを使いたいが為に・・脚本や演出がめちゃくちゃなのだ。
映画は商品であり虚構だから・・そこまでのリアリティは求めない。
●ミッションインポシブルなんて、そもそもツッコミところ有り過ぎだろ?でもおもろいじゃないか???
日テレがやってんだから・序盤はTVで良いだろ?
なんなら深夜のOAでも良かったはず!!!
で・・
ギャラクターの戦いとメンバーの葛藤を描けば良いのだ?
こんだけ詰め込めば・・そらあんなになるさ(@_@)(@_@)(@_@)?
ヒドイ・・
・・これはひどい。
てか・・
惜しい!あの演者と予算とVFXで・・こんな結末?作品?を作った映画会社が憎い!
タツノコプロ・・これで良いのか?
訴訟は考えないのか?
松坂君・綾野君・剛力さんに、濱田君に鈴木さん!!!
怒らないのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁヽ(ToT)丿?
③●コレリ大尉のマンドリンて映画が有った・・
ドイツ侵攻に戦うレジスタンスとイタリア軍駐留・・それらに触れた村人の話だ。
コレリ大尉は兵士でありながら・・歌を歌い恋をしマンドリンを奏で・・人生を謳歌する。
↑俺はかなり腹が立った!!!
そんな輩に恋する女?居る?・・周りはそれ許す???
独伊と戦うレジスタンスが悪者ですか?・・と。
オーダーの為に仲間を見捨てる。
↑何が・どこが悪いの???
サッカー本田選手は、会見で言ってのけた・・↓↓↓
『チーム力が有るのは当たり前なんです。日本代表なんですから?
もっと・・個の力?を各位が上げないと・・。
ビックチームの選手とのプレーは楽しいとか言われてもねェ???
(ちなみに・・この後で先輩達に名指しで公開ダメ出しを始める・・)』
俺は・・
本田選手嫌いだが・・この理屈は一部正しいと思う。
犠牲になりたくなければ・・
犠牲にならないよう・・自己研磨すれば良い!
・・例え選択権の無かったとしても・・兵士であるならば!!!
星☆評価は・・
劇場公開¥1200円基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎
モ1回見たい度 ◆
おすすめ度 *
デートで見る度 ◇◇◇
最高級の食材・・最高の料理・・給仕がこぼして、すべておじゃんになりましたとさ( -_-)(-_-)(-_- )
エンドロール後に・・一コマ有りますが・・
続編なんて!認めませんから!!!
DVD¥80円見が妥当に思います。
・・残念です\(゜ロ\)(/ロ゜)/
このガッカリ感が分かるか、製作者ども
タツノコプロの名作アニメを実写映画化。話題作である。
某映画サイトでは稀に見る低評価。
それでかえって見てみたくなってしまい、観に行った訳だけど…
まあ残念な出来である。
予告編って本当にいいとこ取り。
アクションやCGは日本映画にしては頑張っていた方だろう。
そもそも、ハリウッドとはレベルが違うんだから、比べるのが気の毒。
今夏のハリウッド超大作と同時期公開なのは悪意すら感じるが…。
アクションやCGで残念なのは、全くオリジナリティを感じられない事。
冒頭、白昼の街中での戦いなんて、まんま「アベンジャーズ」。回転車輪は「バトルシップ」。
だけどもっと残念なのは、より根本的な点、既に多くの方が指摘している通り、演出・脚本・演技だ。
自分自身の存在に葛藤する姿は「ダークナイト」、恋に悩む姿は「スパイダーマン」…演出も脚本もまるっきりアメコミ映画の真似事で、オリジナルへの愛や敬意が微塵もない。
この映画の企画がきっと、日本でアメコミみたいな映画を作ろう、だったのだろう。だったら、「ガッチャマン」でなくとも成り立つ話である。
お陰でどの年代にアピールしたかったのかあやふや。
ツッコミ所満載、ご都合主義、粗ばかり目立つストーリーは敢えて触れまい。挙げ出したらキリがない。
旬な俳優が揃った訳だけど、本当に旬だから集められたような面々。製作側の、これだけ豪華共演ならヒット間違いナシ!…という魂胆が見え見え。
頭ガチガチな健=松坂桃李もキザなジョー=綾野剛も魅力薄だが、酷いのはジュン=ゴーリキ。演技がTV…いや、CMレベル。それでも、来年度の日本アカデミー賞の新人賞はゲット!(皮肉です)
そんな面々が揃ったのだから、世界を守る戦いなのにまるで緊迫感が無い。
何、あの、戦い終わってのおちゃらけた恋バナは?
健もジョーも昔の女に未練タラタラ、ジュンは健に片思い。ここは高校の教室か!
ヒーロー映画なので、一応世界は救った形だが、私欲で行動、任務と恋愛を混同、健のヒーローらしかぬアブナイ台詞も含め、こいつらに世界を守って欲しくない。
そうそう、一番気になってたベルク・カッツェ役は一捻り。
見ていたら誰がカッツェか予想ついたけど、いざ登場したらまあまあ様になってた。
同時上映の「おはよう忍者隊〜」は面白かった。
劇場版でも変わらぬ下らない話にププッ(笑)
それから…続編製作は止めなさい!
期待通りでした
期待通り、いえそれ以上の出来映えでした。
やっと、夏休みが取れ観にいってきました。
予告を見た時から、駄作感一杯でしたが、思った以上に凄い出来でした。
脚本・演出・演技・CG等々、これでもかと云う程の体たらく。
脚本は何が言いたかったの?
CGは何を見せたかったの?
そもそも、何を作りたかったの?
これを映画として、公開したことに恐怖を感じました。
商業主義にしても、もう少しやり方があったろうに。
スタイリッシュアクションを期待していましたけど…
面白かったですね~「おはよう忍者隊」
なんかその後にゲーム見たいなしょぼいCGとつまらない脚本の実写を
2時間近く延々とやってたけど、まあそっちはオマケってことで。
ちゃんと感想を言わせてもらえれば、今のヒーローものはみんな「ダークナイト症候群」にかかっているんじゃないでしょうか?
ダークナイト以降勧善懲悪の単純な物語より、なぜ戦うのか?本当に自分は正義なのか?ということをヒーローが悩まなければいけない観たいな風潮ができているのでは?
きちんとした脚本なら物語に厚みが出るんですが、「コレ」みたいに表面だけ取り繕ってもなんの説得力もない。同じタツノコ作品なら素直にエンターテインメントしてたヤッターマンの方が遥かに面白かったです。
ほかの方も書いていたように予告編が一番面白いパターン。どうしても見たいなら来年の今頃にはTVで放送しているだろうからそれを見たほうがいいでしょう。2時間ほどの苦痛は伴いますが。
本来☆1つですが、おはよう忍者隊とこれを見たおかげでハシゴして見た
スター・トレックのすごさが際立った点を加えて☆2つにします。
白鳥ジュンのパンチラが見たいのに!剛力ちゃん。
TVアニメで見た白鳥ジュンは、惜しみなくミニスカートでハイキックで敵を倒していました。
そのサービスカットは、いまでも僕の脳裏から離れません。
今回、剛力彩芽さんが、もしミニスカートで演技されていたら、
きっとこの映画も違う意味で評価されていたのではないでしょうか?
そして大人のセクシーさへ成長した代表作になったでしょう。
良くも悪くも映画の注目度はあったので、大変におしい事をしたなあ。
と、思うのは私だけかな。
まあ、映画の出来は、子供向け夏休みの戦隊も映画と思えば及第点でしょうか。
予告がいちばん良かったパターン
印象の「悲しい」はこの映画が世に出てしまった事実が、です。
予告やポスターからじゃ判らないものですね…。
浅いわりに解りやすくもない脚本。
設定はツッコミポイント満載どころかもはや破綻しすぎていて、自分なりに説明を付けようと考えても無駄なので考えないで観た方が良いです。
映像も本当に現代のCG技術を使ってるのかと疑問しかないチープさ。
いくら鳥にしても軽すぎ、全く質量感なく蝉か蜂のごとき謎の飛び回りを見せる…わりに後半は普通に肉弾戦。
あえて良い所を探すなら先日公開されたあの映画を始め他の映画がいかに素晴らしかったか再認識出来た事です。
制作費は掛けたと聞きましたが、金があっても愛がないとこう云う事になってしまうのですね。
比べるのも申し訳ないくらいですが、観たばかりなので比べてしまいますが…あの映画には何よりも監督始め制作陣の愛が溢れていたんだなと。
何かが幾つか足りない
アニメのガッチャマンを歌と漠然としのしか知らない中、予告の格好良さと桃李君で行きました(笑)
突っ込みはいっぱいありますが、武器効かないのに軍の武器を特価させるより、ガッチャマン達とかあのラストの兵器とかに色々注いだんですかね?ガッチャマン初陣の時の無線?で何かを使う許可取ろうとしてたので一応他にもあるのかもしれませんが。
スパイダーマンやアバターで酔った私がめまぐるしいアクションには不思議と酔いませんでした。
敵の四天王のような雰囲気の三天王みたいのはキャラ立ちしてるようでセリフほぼないのが何だか惜しい!『もしかして元は人間だから何かバックグラウンドがしっかりあるのかな?』と思ってましたが名すら解らず。
ちょいちょい「ん?」となりつつ。
あとカークランド博士の武器使用のやりとりで、上の人っぽいのが『提案がある』と言った“提案”が解らなかったのは私の理解不足なのでしょうか?
結局ジュン達の親はどうなったの?本当に捕虜なの?
エンドロール後のラストは想像出来ましたが、ホラーのような終わり方(笑)――続きを意味するのかなと思ったり。
キャラは皆好きです、後はそれぞれのファンには堪らない感じですかね。普通に楽しめましたが『?』も多かったです。映画館で見るからこその疾走感は倍増していると思います。
BUMP OF CHICKENの曲良かった!!そこで泣きそうになりました(笑)
「ニンともカンとも」な出来です
ネタバレというか酷評に近いので、
気に入ってる方はテキトーに読み飛ばしてくださいな。
ここのところ日本のマンガ実写映画化には良い流れが
来てた気がするんすけどねえ。
本作は今年僕が観た映画の中でもワースト作品の筆頭候補かな。
原作についてはキャラクターをTV特番か何かで観たことが
ある程度であまり知らない。
僕が観たかったのは邦画最大規模の派手なSFアクション。
物語に重厚さやユーモアがあればなお良い。
つまりはエンタメ大作が観たかった訳です。
そういう意味で言えば、本作のアクション自体は決して
悪くない。特に格闘アクションについてはそこそこだし、
(むしろ日本のスタントアクションのレベルって結構高いと思う)
さすがにハリウッドと比較するのは酷にせよ、CGのレベルも
邦画としては高い方。
けどね、
冒頭であんなCG満載のアクションを持ってくるのはムチャだ。
キャラ説明も十分に出来ていない状態でそれをやるならCGや
アクション演出自体にかなりのクオリティが無いと厳しいと思う。
基本的には画だけで観客を惹き付けなければならないのだから。
格闘アクションはまだ良しとしても、CGは苦しい。
デカイ車輪みたいな兵器がビルに激突するシーンの重量感の無さ。
空を飛びながら爆風を華麗に避ける主人公達の偽物臭さ。
始まってすぐの時点で気持ちが醒めてしまった。
そもそもこの映画、アクションを楽しむ云々の前に、
ストーリーとキャラにツッコミ所や陳腐な所が多過ぎる。
まずね、17日間で世界の半分を征服した連中が、
なんで残りを征服するのに10年以上も掛かるのさ。
そんなご時世の割に日本が平和過ぎて見えるのも違和感バリバリ。
そもそも唯一対抗できるガッチャマンが日本に実働配備されたのは
今回初めてらしいが、それじゃあ今までどうやって無事でいたのか。
なんか特殊な防衛策でもあるのかと思いきや、
銃弾が通用しない事がとっくの昔に割れてる敵を相手に、
日本の防衛部隊が使うのは実弾兵器ばっかりだし。
敵に有効と思われるバリアは造っといて、なんでそこは
進歩しとらんのよ。防衛部隊の人たち無駄死にじゃん。
ガッチャマンにしても、ザコ敵よりもビル破壊しながら
司令本部に向かう巨大兵器の方を先に止めるべきでしょ。
ジョーも勿体ぶってないで最初から戦いなさい!
ギャラクター幹部の風貌もどうよ。何だねあのゴスロリ娘は。
敵も味方も何やっておりますのん。
あと光石研さんの役。演技の良し悪しを言う以前に
カークランドて。その顔でカークランドて。
はい、長々とツッコミを入れさせていただいたが、
ここまでが冒頭20分までのツッコミ所である。
正直、本編の半分も終わらない内に興味を無くしてしまった。
あと3倍ツッコミを入れたいが、長くなるし疲れるのでやめる。
最後にひとつだけツッコむなら、
東京壊滅まであと6分という時に冗談や美徳を語って時間を消費
するのはやめてほしい。せめて移動しながらにして。
まあ煎じ詰めれば、その後もアクションシーンの合間に
笑えないユーモアと取って付けたような深刻な議論が続く。
ケンとジョーとナオミを巡る因縁についても、
自分達はただの殺人兵器で自由が無いという葛藤についても、
描写が薄っぺら過ぎて話に深みが出るどころか
単にウジウジとした面倒臭い話としか感じなかった。
多少話のつじつまが合わないくらいであれば擁護もするが、
キャラやテーマまで薄っぺらにしか描かない映画を褒める気は起きない。
有名な若手俳優が沢山出ているが、演出がこんな具合なので
上手いか下手かを論ずる以前の問題って気がします。
まあけど、出演陣のファンでも無ければ、
この映画を最後まで楽しんで観るのは難しいかも。
〈2013.08.24鑑賞〉
.
.
.
追記:
最後にひとつツッコミを。
6分で海上から宇宙の衛星にまで到達する要塞の速度について。
一般に、衛星は低いもので上空約500㎞に浮かんでいるそうな
(ありがとうWikipedia)。地表から6分でそこまで行く場合、
単純に割り算すると最短でもマッハ4以上つまり秒速約1.4㎞
(爆)で飛ばねばいけない計算になる。
……いくらヒーローでも立っていられるんだろうか?
教えて、柳田理科雄先生。
日テレ制作映画にありがちなダメ感
リメイクとして成功したかどうか、という以前に、一本の娯楽映画としてひどい出来栄えです。ダメ映画の病理をフル装備した、箸にも棒にも掛からない作品というほかありません。
巷では出演女優さんの事務所のゴリ押しがどうとかいうのでゴシップ的にディスられてるようですが、本作のダメさ加減はそういうレベルの話ではありません。
たしかに、彼女の芝居は実際イラつくものでしたが、本作は
‘物語の筋’と‘映像の見せ方’が低レベル
なので・・・要は脚本と監督(あとは編集)の力がないので、大根役者がひとりふたり増えたところで結果は大して変わるもんでもないと思います。
その低レベルさとは
・登場人物の行動原理がとにかく‘心でっかち’。
世界の重大事とガキの色恋が同一レベルで語られているのは笑止千万。
・作品内のリアリティレベルが不明。
味方も敵も、特殊能力で何が出来て何が出来ないかちゃんと描写しないため、
サスペンスに緊迫感がない。
ていうかこれ SF なの?
それとも魔法モノのファンタジー?
できの悪いセカイ系って理解でいいですか?
・ストーリーテリングのために必要なシーンがなく、セリフの説明で済ませている
(全般的に説明セリフばかり)
・その割りに、時間がないはずの状況でもたもた精神論を語っており、
緊迫感がそがれる
・主人公たちの行動が間抜けで筋が通らないので、
敵にやられても自業自得にしか見えない。
こんなとこですね。
キャラクターイメージが原作に比べてどうとか、そういう以前の話で。
あと CG もひどいです。
キャラクターがひゅんひゅん空を飛ぶんですが、どういう原理で飛んでるか分からない動きなんですよね。こういうところも作品のリアリティレベルを混乱させる原因だと思います。
ゴッドフェニックスが 90 年代の TAITO のシューティングゲームの自機みたいなデザインなのも、個人的にはあまり気に入らないです・・・まあ、その辺は好き好きの問題なのでしょうが。
ちなみに、ゴッドフェニックスがエンジン掛からないというのでピンチに陥るはずなのに、最後は何事もなかったようにエンジン吹かして飛んでるのはどういうわけなんでしょうか。
これに限らず、いちいちお話の辻褄があってなかったです。
・・・とこんな具合で、どこかで見たなあと思ったら、同じ日テレ制作、渡辺雄介脚本の『20世紀少年』や『GANTZ』と似た感じのダメっぽさでした。
この十五~二十年ばかり、テレビ局の制作するダメ映画は多々ありますが、それぞれ日テレっぽいダメさ(上記の通り)、TBS っぽいダメさ(物語の起伏に乏しく登場人物の動機が描かれない)、フジっぽいダメさ(社会や公的組織を批判しようとするが見方が幼稚で偏見に満ちている)と、社風がでてるのは興味深いところです。テレ朝とテレ東はよく知りませんが。
あと、映画.com さんに要望。
[作品の印象] 欄に最低ひとつチェックを入れなければいけないようになっていますが、だったら [腹が立つ] ないし [呆れる] という項目を入れておいてください。
よろしくお願いします。
まーわかるけどな〜
皆さん実写版のガッチャマンには辛口の意見ですが、自分個人的には楽しみました。
強いて言うならば、あのアニメ版の挿入歌とガッチャマンメンバー達それぞれが持つ武器(ヨーヨーなど)を使う戦闘シーンがもうちょっとあるともう少しよかったかな〜
人気アニメの実写化はやっぱり難しい。
期待値が高すぎたな~。
予告編もかっこよかったのに…。あと、ちょっと古いけど昔スマップがCMで実写してたガッチャマンもえらくかっこよかったのにやっぱり残念な仕上がりでした。
デビルマンといいヤッターマンといいヤマトといい、アニメの完成度が高いからなかなかアニメ実写は難しいんだろうな~。
まず、キャスティング。これは正解!だと思う。それぞれのキャラに結構近いと思う、俺的には。
オープニングの短編アニメ、まずこれ不要。実写感と違いすぎる。まずここで作品の仕上がりに不安を覚える。
そしてオープニング。破壊されたヨーロッパのシーンはなかなかなの仕上がり。その後の中野の戦闘シーン。ハエのおっかけっこのごとく、まあせわしない。アップの戦闘シーンが少なすぎでチョロチョロさせすぎ。そのおかげでスピード感はすごく出ていたけど。それなりな仕上がりに満足。
けどここまでなの…。あとはラストのクライマックスまで間延び状態。セリフ、しゃべらせすぎ。個別のキャラ見せたかったんだろうけどうだうだ人間関係描きすぎ。こんな説明いらない。エンディングでパート2へのつながり見せるのだから1作目はもっとガッチャマンのアクションシーンや活躍シーンを短絡的に見せたほうがよかったんじゃないかな?
ここまで人間関係理由つけるなら、剛力と初音を戦わせたほうが面白いと思うけど。
それに、世界がギャラクシーに壊滅状態にされつつあるのに日本が普通すぎ。危機感が全く画面から感じられない。
キャスティングがよいだけに残念!
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