「普通に残念な大作SF邦画」ガッチャマン くりあさんの映画レビュー(感想・評価)
普通に残念な大作SF邦画
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原作付き実写化にありがちな失敗を積み重ねた、単なる残念な邦画。
前評判で聞いてたほどクソでもなかった。
スーツのできはいい。ギャラクター戦闘員も、幹部も、最初のバットマンみたいなカッツェも、最後のウサミミっぽいカッツェもいい雰囲気を出してる。
小道具もよくできてる。
CGいい。モスコーンも、巨大要塞も、ゴッドフェニックスも、バードミサイルもなかなか。車輪型軌道兵器が都市転がっていくところはアレだったけど。
役者も頑張ってる。剛力がスイーツなのは台本が悪いから仕方ない。
そう、台本が悪い。
というか、根本的にストーリーが悪い。
17日間で世界の半分壊滅させといて、そのあと13年何やってたんだよギャラクター。
攻撃きかないのに軍隊は旧態依然として存在してどうすんのよ。でかい機動兵器相手に人サイズのバリケード作って小銃兵配置すんのかよ。
なんで仮面舞踏会(?)やってんだよ。味方側なのになんでそこに苦労して潜入してるんだよ。イリヤは入ってんのかよ。
基本決め手なく負けてる状態でモスコーンみたいなでかいもの作って打ち上げてたのかよ。しかも直径4kmもある巨大要塞がそこまで飛ぶのかよ。
練り直せ!
個人的笑いポイントは「適合者だ。連行しろ」
マシーンブラスターかよ!
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