AURA 魔竜院光牙最後の闘いのレビュー・感想・評価
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青春ヲタクファンタジー
異世界に行ったりしない青春ドラマなのね
わかりやすい展開
わかりやすいキャラ設定でサクッと観れる
クラスの空気感や実在する嫌ヲタク勢のヲタク浄化圧力は割と的確に描写されてると思う
校則違反を咎める事を理由に暴力という校則違反を安直に行使してしまう程の拒絶感を非ヲタ界隈は持ってて、それが独善的である事には気付いていない
そして主人公が言うように、特別な自分を認めてもらう事に努力を端折るなと言うのはどストライクな正論
現実逃避は思春期の専売特許だとしても周りに迷惑を掛けすぎるのは確かにダメだけど仕方ない
ドリームソルジャーってそういう連中
ヒロインが前向きになる結末はハッピーエンドと言っていいのだろうけど、現実のドリームソルジャーにあんな可愛らしい高校生カップルはいない(^_^;)
いじめっ子のガラケーにあった写メは中学時代のコスプレ?
5分でコスプレチェンジ出来るの?
屋上のお城?はヒロイン1人で作ったの?
とか突っ込まないでおくけど←
これそもそものキッカケは、当時中学生の息子のコスプレに無理解な両親だよね
ヲタクが嫌いな両親から厨二病コスプレヲタクが産まれたって事はこの両親相当呪われてるんだな…
萌えアニメと言うのは容易い。が…
あんなオープニングだし、こんなタイトルだから、てっきりファンタジーだと思ったら、学園ラブコメじゃん、これ!
中学時代のイジメを克服し、普通の高校生としてデビューした佐藤一郎。ところが、“異世界の者”と名乗るクラスメイト・佐藤良子と出会い、平穏の筈だった高校生活は思わぬ方向へ…!?
勿論、良子は魔法使いでも何でもない。
実は、一郎も似た過去あり。
妄想オタク少女と元妄想オタク少年。
いわゆる中二病。
ライトノベルの映画化。
女の子キャラがいちいち可愛い。(不思議ちゃんにキュートなイイ子ちゃんに性格の悪い美少女)
何処を取っても萌え系アニメ。
それだけで抵抗ありと言うのは容易い。
しかし、同世代の少年少女なら、響くものもある。
クラス内のヒエラルキー、イジメ、くだらない学校生活、つまらないこの世の中…。
それらから逃げるように、妄想の世界に、自分の殻に閉じこもる。
が、いつか気付き、妄想の世界の使命より苦しい現実の世界で戦わなければならない時が来る。
その時はきっと、理解ある者が傍に居る。
見終わってから分かるタイトルの意味にも納得。
なるほど、そういう事か!
ファンタジーではないリアル?
あらすじと色々な方のレビューを見て興味を持って見に行きました、原作は読んでいません。
中二病をこじらせた経験を持つ主人公が高校で普通(高校デビュー)をして普通にしていたいのに…でも重度な中二病のクラスメイトと関わってしまう。
中二病が分かる人には全部でなくても所々『あ痛た…』と自分に思い当たる節があると思います。
表面に出さなくてもどこか妄想に逃げていたい気持ち、分かるから辛い。
主人公が克服してきた経験から出る、言葉に泣きそうになりました。
原作知らずに楽しめましたが、濃い周りの中二病クラスメイト(ドリームソルジャー)漠然と『あぁこんな設定のキャラかな?』と分かる感じだけなので声優さんもなかなか豪華なのに勿体無く感じました。
普通?のクラスメイトからのいじめ、と言っても始めの方は確かにまっとうな言い分、だけどエスカレートして行くので(口頭→暴力→陰湿行為)私的には苦手なのでハラハラして、見てて苦しくなるシーンでした。
最後は円満ですが、幾つか突っ込み所がありますが、それでも『良かった!』と笑顔になれました、見に行って良かったです。
狭量な世界でサバイバルする全ての勇者様に祝福を…。
原作未読で鑑賞。
自称魔法使いと元自称聖剣士がクラス内でいじめにあってしまうというメタ・ファンタジー・アニメ。
基本的にシリアスなストーリーで、割りと細かくいじめの描写もありますが、絵柄が柔らかいので多少クッションになっているのかな。
ある意味ボーイ・ミーツ・ガールの王道だし、サブタイトルの意味が腑に落ちる爽やかなラストで安心なのですけど…いささか軽すぎるエピローグは少し微妙w
「ふがいない僕は~」や「桐島、部活~」が良い出来だったので、この内容だったら実写の方がよりインパクト(ドリームソルジャー側の居たたまれなさ)があったのじゃないかな、という妄想をしてみる。
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