「メイジーが見たもの」メイジーの瞳 Alexaさんの映画レビュー(感想・評価)
メイジーが見たもの
この映画は少女メイジー目線で物語が展開していく。相当演技力がないと無理だと思っていたが、見事に演じていた。
メイジーの両親は離婚して、10日ごとにメイジーの面倒を見ることに。でも両親2人とも自分勝手でメイジーの面倒を見るなんてことはせずに、ベビーシッターが面倒を見ていた。ベビーシッターのマーゴと父が結婚し、ベビーシッターが必要でリンカーンと母が結婚した。両親とも人を利用してばっかり。見ていてうんざりした。
メイジーは自分の母親と父親が誰かはしっかり分かっている。しかしマーゴとリンカーンのことが大好きで、子供ながらに大人の事実に無意識に気づいていたのだと思う。マーゴとリンカーンといるときのメイジーはいつも笑顔ですごく楽しそうだった。ある時、独りぼっちになったときに、初めて涙を見せたメイジー。今まではどんなに辛くても泣かなかった。しかしそんな時に母親に会いたいと言うのではなくマーゴに会いたいと願った。
なんとも続きがすごくきになる映画。このままメイジーは曖昧な関係でいるのか、それとも完全にマーゴとリンカーンの子として生きるのか。でもそれでも問題はたくさん出てくると思う。すごく言葉では表せない素敵な映画だった。
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