「船が海から空になって面白くなくなっただけ」ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
船が海から空になって面白くなくなっただけ
ナチスドイツの象徴とも言われながらも、1937年に爆発・炎上、墜落した飛行船“ヒンデンブルグ号”を題材にしたスペクタクル・ドラマ。
同題材は1975年にも映画化されている。
実は結構楽しみにしていたんだけど…、何だか思ってたよりB級…。
事故原因に陰謀を含ませたのはいいものの、何故かそこに、設計技士と令嬢のロマンスも注入。
実録パニック・スペクタクルとロマンスで、明らかに某豪華客船映画を狙っている…?
ヒンデンブルグ号事故にはこれはこれで語るべきドラマがあり、タイタニック号事故にはそれはそれで語るべきドラマがある筈。
話もさほど盛り上がらず。
クライマックスのパニック・シーンはそれなりに見応えあり。
1975年版をまた見ようかな。
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