「難しいSFアクション」LOOPER ルーパー カピバラさんの映画レビュー(感想・評価)
難しいSFアクション
一言で言うと分かりづらいです。
ただのタイムマシンSFだと思って観ると置いていかれます。 冒険モノではないので、タイムマシンが沢山登場する訳ではないです。
本作の舞台である2074年にはおよそ30年の過去にしか送る事の出来ないいわゆる「不完全型」タイムマシンが登場します。
本作の世界観として、リアリティを感じさせるための小道具がいくつも登場します。ラッパ銃などなど。
ですが、一方でどこか廃れているというか、衛生的ではない街並みであり、その対比に引き込まれて釘付けとなりました。
また、人類の約10%が突然変異で特殊能力、TK(念動力)を持っており、それが物凄く怖いんです。
その点が生々しくて、巧みに表現していたと思います。
空気感の好きな名作です。
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