「荒削りだが一貫して善悪を描いてたタイムリープもの。」LOOPER ルーパー 松本一輝さんの映画レビュー(感想・評価)
荒削りだが一貫して善悪を描いてたタイムリープもの。
最後のジェダイのライアン・ジョンソン監督作品ということで視聴したのですが、あんまり予算がなかったのかなという印象でした。逆にCGゴテゴテのSFよりリアルに描けていたと思う。前半の掴みはよく、後半少しダレかけたが、オチも良かったと思う。人間ドラマは素晴らしかったが、ブルース・ウィリス無双や、敵に捕まってしまったシーンなどちょっと荒削りだった感じも否めないかなと思った。ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン=レヴィットは相変わらず冴えてた印象。あんまり盛り上がる感じの映画ではなかったけれど、静かに物事が進んでいくので逆にリアリティを感じ、2時間楽しめた。
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