「不思議なタイプライターで叶えてくれる」ルビー・スパークス ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議なタイプライターで叶えてくれる
要約すると「スランプ中の若手作家が実在しない夢想彼女との蜜月をタイプライターで認めてたら現実世界にその彼女がマジ者で登場しちゃった」ファンタジーでございます。
ハイ。非常に好物でございました。テンション高まりますね。
だってねえ?二次元嫁どころの騒ぎじゃないでしょ!ていう!
想像嫁ですよ想像嫁!
空気嫁(リアルドールの意味じゃなくw)が現実嫁になるという!
この手の想像空想妄想を一日たりとも欠かしたことのない俺からしたら琴線触れられまくり鳴らされまくり叩かれまくりの映画でありましたよ!
ねえ?もう!うわーもう!うわーもう!という。ねえ?分かりますでしょう?あのタイプライターですよ!
あのタイプライターを俺にくれ!今すぐくれ!頼むから誰か寄こせ!いや、くださいませ!お願いします!!!!(土下座
と、興奮状態はまあここまでとして、いやはや、いやはやです。
ドえらいラブストーリー仕上げてくれちゃいましたねゾーイ・カザンちゃん!
ゾーイちゃん快挙でしょう。こんな脚本仕上げてタイトルロールまで演じちゃう欲張り加減!おまけにキラキラ眩しいぐらいの笑顔!愛らしいスタイル!恋人を見つめるその眼差し!クルクルとタチドコロに変わる性格表現の確かな演技!キュートだし!あとカラータイツ似合いまくり!
誰でも幾度か思ったことある願望じゃないですか?
「理想の恋人いいな、出来たらいいな。あんな恋人こんな恋人いっぱいあるけど、皆皆皆、叶えてくれる、不思議なタイプライターで叶えてくれる」
訳じゃないですか!ねえ?
いやあもうダメ!俺の理想はルビー・スパークスになりました!恋に落ちましたよ!
俺がルビーの恋人カルヴィン(ポール・ダノ)だったらもっと上手くやれるのに!やれたのに!
兎に角、あのタイプライターを俺にくれっ!
ええ、そうですね。暫くは、この妄想止まらないと思いますね。
はー…罪作りな映画だよ、全く。