県庁おもてなし課のレビュー・感想・評価
全43件中、41~43件目を表示
もう少しキャラクターを掘り下げて欲しかったな。
もう、堀北真希可愛すぎ!
高知県に実在する‘県庁のおもてなし課’。
この課の業務は‘いかに高知をアピールして県外から人を高知に呼び込むか!
’。
ん…?これってこないだ見た大分に実在する綱引き娘を題材にした‘綱引いちゃった!’と同じじゃん。
いや、ほんとに似たようなもんでした。
けど、違うんですよね。
何が違うって、‘綱引いちゃった’は区役所職員の井上真央の個性もきちんと見せながら、綱娘達の人生とそれぞれの背負う問題をきちんとベースにして出来ていました。だから、綱引く必要性もひしひしと感じれたわけです。
でもこちらはそこらへんの描写が甘い。というか、主人公の掛水さんの頑張る理由が少し弱い。あと、主人公二人の恋愛感情もこんな短期間でお互いこんな気持ちにはならんだろ?と思わせちゃう流し方。
チョット話の詰めどころが全般的に弱い気がしました。
まあ、高知アピールをするには良く出来た作品でした。
2年間出張で高知と東京を往復していましたがほとんど市内しか見たことなし。こんな自然がすごいところならもっと散策すればよかった。
方言で言葉に‘にゃ〜’つけて会話してたけど、そんな喋り方する人残念ながら見たことないんだよね〜。
優しい映画
見た後に優しい気持ちになれる素敵な映画でした。
錦戸くんと堀北さんの恋愛模様が爽やかで可愛い。
錦戸くんって関西人で男っぽいところがあるけど、この映画では別人の頼りない県庁職員を上手く演じていました。
忙しく疲れている私は高知の美しい自然とキャストの方々の笑顔に癒されてほっこり。
ラストが・・・、
有川浩の同名小説の映画化。
有川作品って、映画化されるときには、現在公開中の『図書館戦争』しかり、『阪急電車』しかり、結構原作に忠実に描かれるんですが、この作品は若干それらとは一線を画している気がします。何と言っても、途中のアニメ。あれって、どう?私的には、NGでした。パラグライダーのシーン自体は良いんですけどねぇ。
あと結末ですかね。まぁ、これは原作でも、まだ進行中的な事もあるので、ハッキリとした結末にはなってなかったとおもいますが、だからと言ってアレですか。折角知事が見ていたという設定なんだからさぁ。まぁ、それだと普通すぎるかもしれないけど、あれじゃぁ、知事も見ていたという設定が無意味じゃない?有川作品の映画化なので、結構期待していたんですが、ちょっと外されてしまいました・・・orz。
あと、確かにこの作品は、掛水と明神、佐和と吉門の二つの恋が同時進行するんですが、それにしても、ちょっと、恋バナに寄り過ぎでは?特に、掛水と明神の方。確かにそう言う雰囲気はあったと思いますが、あれほど露骨だっけ?もう少し、軽めに描いたほうが良かったと思います。
などと、苦言を呈してしまいましたが、錦戸亮が演じた掛水って、錦戸そのもの?と言うのも、撮影の間、共演の堀北真希の事をず~~~っと、「堀北さん」と呼んでいたということがプロモーションの時に明らかになっていますが、それって、掛水の明神に対する態度と同じ(笑)。どちらもシャイなんですね。
有川作品って、どれも良いんですが、これは好き嫌いが結構あるかもしれません。悪い作品じゃないですが、残念ですが、絶賛でもないです。
全43件中、41~43件目を表示