劇場公開日 2013年9月7日

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「惹きつけられる」共喰い 猫柴さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0惹きつけられる

2019年3月5日
iPhoneアプリから投稿

昭和63年 山口県の冴えない街が舞台

右手の先を失くしながらも魚屋を営む仁子と
別居している息子と、DV夫

映像には、性や魚の生臭さや、雨や川でジメジメとした街の空気まで伝わってきます。
ほとんど5人の人間しか出てこず、狭い場所で繰り広げられる話ですが血筋を呪いながらも反発も出来ずにその父親に似て来ている自分に苦しむ姿も良い。
琴子も千種も昭和の女の水っぽさとエロがきちんとでてます。

光石研、田中裕子は流石の演技力
今をときめく菅田将暉も初々しさもありながら堂々とした演技はさすが。

猫柴