「愛を届ける暴走自転車」プレミアム・ラッシュ 麻希さんの映画レビュー(感想・評価)
愛を届ける暴走自転車
DVDスルー作品だったので、正直内容の方はそれほど期待していなかったのですが・・・これは思わぬ拾い物でした。
予想以上に面白かったです!
しかもお目当てだったジョセフ・ゴードン・レビットも全編通して思いっきり堪能できましたから、私的には十分満足の行く作品となりました(*^^*)
まあストーリーはよくよく考えると特に新鮮味の無いカーチェイス物によくありがちな話だった気もするのですが、メインが車じゃなく自転車になっただけで随分と印象が変わってしまうものなんですね。
自転車メッセンジャー物はあまり見た記憶がなかったので、このストーリーでも物凄く新鮮な気持ちで鑑賞することが出来ました。
逆に言えば、日本ではあまり馴染みがない自転車メッセンジャー物だったからこそ、DVDスルーになってしまったのでしょうか?
それとも、物凄く危険と言うか見る者に悪影響を及ぼしそうだから劇場公開が見送られてしまったでしょうか・・・。
それにしても、本当に危険・・・ジョセフ・ゴードン・レビットも撮影中に大怪我したみたいですしね(エンドロールの映像が痛々しかった~(→o←)ゞ)
アメリカではこれがありふれた日常の一コマなのでしょうか?
まあとりあえず、変にリアルに考えないで、単純に映画として、サスペンスアクションとして考えれば、これ以上ないスリルと興奮を味わえる作品に仕上がっていたと思いましたよ。
視覚的にも、男性側のジョセフは勿論のこと、女性側もダニア・ラミレス、ジェイミー・チャンと綺麗どころを揃えて目の保養には文句なし!
内容目当てでもキャスト目当てでも、まず見て損と言うことはない映画だったと思いました。
ちなみに私的ツボだったのは、マイケル・シャノンが演じた悪徳刑事じゃない方の自転車警官です。
とにかくしつこいしつこい、でも、物凄く真面目な警察官なんですよね・・・こんな真っ当な事しても報われないなんて、何か笑っちゃいます(←笑うな~)