31年目の夫婦げんかのレビュー・感想・評価
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セックスレスでも挽回できる!!
中高年のセックレス夫婦がカウンセリング(セラピー)を受けて、徐々にお互いが変わっていく、ハッピーエンドな映画でした。妻と一緒に観ましたが...(笑)
当然ですが、夫婦って結婚する前と後ではこうも変わるのかって思います。
当人同士はいたって真面目でも、傍から見るとどんな夫婦関係も笑えるんだろうなと思いました。
感情移入すると自分たちもカウンセリングを受けているように見入ってしまい、もしかして今晩当たり...何にもありません(笑)
時には距離を置いたり間をあけたり、昔を思い出したり将来を語ったり、いろんなことを試して現状を打破するふたりは、微笑ましくも映った。
メリル・ストリープは若い頃にクレイマークレイマーで自身初の助演女優賞を取っていますが、最近初めて観て、いい映画でした。
宇宙人のトミー・リー・ジョーンズもいい味してました。妻が、CMの声と同じだ~と。
永く一緒にいる夫婦だからこそ、わかっているつもりになってはいけないなぁと、あらためて気づかされ、観てよかったです。
「全部吐き出したら、愛だけが残った。」
素敵なキャッチコピーですね(^-^) 好きな映画です! トミー・リー・ジョーンズが「浮気はしてない、ポルノは観たが・・・」みたいな台詞を言ってるのが新鮮でした(笑) 他の映画では性的な話は余りしてるイメージがありませんし(^-^) またラブラブになれてよかった♪ ・
結婚生活の参考書
結婚生活31年目を迎えたカップルのお話でしたが、
これは年数どうこうが理由でなく、単純に問題なのは2人がどのように結婚を考え、時間をともにすごしてきたのかが問われるなと思いました。
日本人は周りに聞いても、そもそも淡白な男性が多くかんじられます。
ですが、やっぱり結婚に一番必要なものは愛で、相手を喜ばせたいという思いや、思いやりとか、
SEXはその愛の確認の方法の一つでもあり、お互いを知る為にひつような行為であることは間違いありません。
いつの日か夫との間に寂しさを感じたら、自分からギュッとハグしたり、キスしたり、抱きついてみたりしてみようと思わせてくれた映画でした🌸
若い人には向かないと思う
結婚も愛も知らないまだ20代のペーペーなので理解はできたが共感はできなかった。
逆に言えばしっかりターゲティングされてる映画だったと思う。
ただ、改めて愛を再確認して最後に結婚式をするっていう展開は素敵でした。
もう〜レジェンド女優 メリル・ストリープ 日本では缶コーヒーBOS...
もう〜レジェンド女優
メリル・ストリープ
日本では缶コーヒーBOSSのCMでおなじみ
トミー・リー・ジョーンズ
この2人が夫婦なんですね。
これだけで期待。
前々から見よう見ようと思いつつ見れてなかった作品。
やっと見れた...
まずそれが個人的な感想。
そして、私は劇中、なんども泣きそうになりました。
泣いてないんかい、ですし、
「泣けるよ」と事前に聞いたら
泣けるもんも泣けなくなる方々すみません。
(↑私もそうだから。)
泣くよりも、泣きそうになるあの瞬間
ぎゅううううう、と胸締め付けられるような
あの瞬間が、たくさんありました。
かといって、暗いわけじゃないんです。
おそらく、監督側も、暗く、悲しく見てほしいとは
これっぽっちも思ってないでしょう。
そう思えるのは、劇中に流れる音楽が
かなり明るくて、陽気で、パワフルだから。
かっ飛ばせ〜!!!
って感じの気持ちになるというか。
若い頃の活力を彷彿させてるのかな。
これ、物悲しい曲が流れてたら
この映画はとっても暗い映画になってただろうな
改めて音楽の影響力って凄いや
と感じる瞬間でもありました。
そしてメリルストリープ先生ですよ。
(終始、レビュー中はお前だれやねん目線で語ること
お許しください)
彼女は、今まで数々の映画に出て、
数々の役を演じてきているだろうし
改めて言うことでもないけれども、
役幅!
私のイメージではやはり、メリルストリープは
プラダを着た悪魔でのバリバリ上司や、
マーガレットサッチャー
その他 数々の強い女性、芯のある女性を
キリッと演じてみせる
そんなイメージが強い。
しかし今回はちょっと違う。
弱い女、というほどでもないし、
芯がないわけでもないんだけど
なんといいますか、ホワっとしている。
やわらかい。
ただそれは年齢と共に、弱々しくなった感じ。
その微妙な、絶妙な感じが
今回、存分に出てて。
おぉ.....メリルストリープ....すげぇぜ...
と冒頭から唸った。
ちょっとしたメリルストリープの演技を見てほしい。
とても繊細だから。表情も仕草も。
私はその演技に、おそらくギュッとなったんだと思う。
なんともない生活
ごくごく当たり前の生活において
ちょっとしたことがきっかけで
良くも悪くも急変することがある。
些細なことだったりする。
些細なことの積み重ねだったりする。
見えてるようで、見えてなかったり
わかってるようで、わかってなかったり。
私は映画やドラマで
現実的なストーリーが好きなのは
こういうことだったりする。
ちょっとした変化、が好き
天変地異が起こらなくたって
魔法が使えなくたって
人生は変わる
人間と人間同士のやりとりが
とてもおもしろい。
倦怠期
昨今では妻から言いだす熟年離婚も増えているらしい、積年の不満が爆発するのだろう。
社会性の強い文化圏では一夫一婦制で生涯添い遂げるのが美徳とされるが夫婦の見本とされるおしどりも実は毎年メスは異なっていると聞いて驚いたことがある。
人間は本能だけで暮らしているわけではないので心の寄与がある分男女関係も複雑になる、離婚理由のトップは性格の不一致と言われるが公言がはばかられるので余り表には出てこないが性的な不満も少なからずあるのだろう、そういう意味では本作はデリケートでプライベートな夫婦間の問題に真正面から踏み込んだ稀有な映画、見ている方も他人の夫婦生活を覗き見しているような気まずい思いを強いられ、見続けるかどうか正直当惑した。
メリル・ストリープは数々の女性を演じてきた名女優だからどんな役でもこなせるのは理解できるがいまや存在感が強すぎるので役柄が微妙に思えた。トミー・リー・ジョーンズもハーバード出のインテリで親日家、CMでもおなじみで無愛想なところとコミカルさのギャップが面白い名優ですが金に細かい会計士役、取り付く島もないような不機嫌さが際立って愛嬌の面では活かしきれていなかった気もします。そういった意味では映画脚本家デビューのバネッサ・テイラーのセリフの練りの甘さかも知れません。スキンシップも大切でしょうが大事なのは思いやりと理解しました。
本当に
良い映画ってあるんだな。
そう思える映画
何処にも誰にもある、日常での問題を自然体で演じる二人は本当に素晴らしかった。
エンディングも良かったー。
名優二人
名優二人・・・レンタルショップでもパッケージが表になってるし、きっと面白いはず!!と借りたのが2回目だという事に途中で気付きました。
メリル・ストリープは色んな役を完璧にこなしてザ女優!!
エンドロールはよかった。
身につまされる
夫婦も長くなると、色々と諦めることの方が多い。ましてや平和に暮らしているなら尚更に。波風立てたくないと思うけど。
でも、ケイはあきらめない。夫との愛ある豊かな生活を取り戻そうと涙ぐましい努力をする。その姿がいじらしくて、愛らしくて。最後には夫の愛を、正に「勝ち取る」。
なんだかんだ言っても、いっしょにカウンセリングを受けに行ったという...
なんだかんだ言っても、いっしょにカウンセリングを受けに行ったということが、もうメリルの勝ちでしたね。
むしろ、医師役のスティーヴ・カレルの淡々とした口調に、赤面したり笑ったり。
ハッピーエンド
熟年夫婦の奥様がお盛んになるが
旦那がそうしてくれない話です。
基本性についてのことがつまっておりますが
歳をとってそういうことで悩んでる夫婦も
世の中にはきっといるのだろうと
あり得る出来事なんだろうなと思い見てました。
どストレートなカウンセラーに戸惑いながらも
お互いがお互いを求め合うようになり
奥様の笑顔も増えて、最後はハッピーエンドで
素敵なお話でした。
ですが映画館でフェラは極端すぎて。笑
後奥様の吹き替えの声が好みでなく
すごく耳障りなクセ強くて気にかかりました。
1回見ればいいかな?って映画でした。
初心を忘れずに
妻として最高なメリル・ストリープ。
そして浮気もしないが、遊びもしない堅物のトミーリー・ジョーンズ。
メリル・ストリープはただ彼の愛が欲しかった。
でも元々堅物で、さらに臆病になってしまったトミーリー・ジョーンズはそれに応えられなくなってしまっていた。
その2人の’鼻の邪魔な軟骨’を取り除く手助けをするカウンセラー。
ふたりはお互いが嫌いでも、避けたいわけではない。
ただ、愛を確かめ合わなくなった年月が長すぎてしまっただけ。
初心を思い出し…
良い時の思い出も沢山思い出し。
またふたりの間に甘酸っぱい気持ちを芽生えさせた。
将来自分が行き詰まった時には、ぜひ観てみたい。
そして、付き合い当時から作成している思い出アルバムはすぐ手の届く所に置いておきたいと思った。
喧嘩のあとで口づけを
わたしたち夫婦も、現在32年目。
仲はいいほうだがたまにわたしが爆発する。、、こういうことは、たいてい妻が爆発するのだ。(笑)
で、興味津々で見た。引き込まれた。
妻の気持ちはわかりすぎるほど。
夫は、やはり愛想なく、味気なく、、
しかしアメリカは何よりセックスが大事なんだなぁ、、
日本は「心」が通じていればOKなんだけど。
とにかく、すったもんだの末のハッピーエンド、よかったなぁ。
熟年の恋愛をえがいた映画はほかにも見たが、(恋愛適齢期)こちらがリアルな感じがした。
熟年の夫婦にとくに薦めたい映画。
「ある、ある」だらけだ。
そして、メリルの美しさにあらためて、拍手を送りたい。
M・ストリープのふくよかな肢体から始まる。正直、歳とりましたね。 ...
M・ストリープのふくよかな肢体から始まる。正直、歳とりましたね。
熟年夫婦が理想の夫婦を追い求めるというお話。
とってもアメリカ的って感じ。日本とはやはり文化が違うかな。
結論は結局それってか、まあわかっちゃあいましたが(笑)
・カウンセラーのおっさんがどことなく味がある。
・女性バーテンダーのあの店最高!行きたい。
・コーギーのお姉さんを見るエンディングの二人に注目。
この映画、劇場でカップルで見た人を上映終了後に観察したい(笑)
Breaking of the Nose
つまらない映画かなぁと思ったら、さすがの名演技で一気に引き込まれました。この2人が夫婦役だからこそ観れる作品かと。
結婚セラピストをSteve Carellが演じるというだけで、見るからにきな臭いのですが、意外とマトモな?抑えた演技で、淡々と過激な質問を浴びせていました(^。^)。
子供達が巣立ち、また2人っきりになった初老夫婦のKayとArnold。寝室はこの5年余り別。家庭内別居とまでいかないけれど、少しずつ噛み合わなくなった歯車。最初は、ケチで短気なArnoldに問題があるかのように映るのですが、妻に向き合おうとしない夫に見えて、実は妻を傷付けないよう、「そういう」状況を避けていた良い旦那さんに思えました。
最後が素敵で、羨ましいくらい幸せなご夫婦です。
セラピー替わりに一緒に鑑賞出来たら、まだ回復の余地はあるかも?
難しい課題
シンプルなことほど大切で難しい。
気持ちを素直に伝えることも
相手の話をよく聞いて咀嚼することも
手を握ることも腕を組むことも
ふつうに参考になります
人の話を聞かず言いたいことを怒鳴りがちな夫、
言いたいことがうまく伝えられず最終的に逃げ出してしまいがちな妻、
話し合いすらまともにもてない2人を結びつけたのが、
いかにも胡散臭いカウンセラー。
マニュアル本やこういうセミナー、カウンセリングってどうも
敬遠しがちなものですが、このメソッドは説得力があり、
ふつうに参考になってしまいました。
正直、ストーリーやら何やら、映画の要素云々以前にここに感心して
しまいましたが、これも大御所2人の演技があまりに自然に、
夫婦であることを忘れてしまった夫婦を演じ切ってたからだと思います。
夫婦や家族て身近なだけに、一緒にいるのが当たり前になりすぎてしまって、
相手も一人の人間だということを忘れてしまいがちなんだな。
だからこそ、いい意味で気を使い続けることが大事なんですなあ。
しみじみ、実感。
ラストいいですねー。
思っていたよりも少し中身がある。 長年凝り固まったものはどうやって...
思っていたよりも少し中身がある。
長年凝り固まったものはどうやっても溶かすことができない、身につまされる状況。
ほんのわずかな1歩が、思いやりが出来なくて
それがどんなに大切か思い出させてくれる。
背中を押してくれるお話。
求めるより思いやってみることが大事
相手のことが好きだから自分の気持ちを言わないのか?30年も連れ添ったら相手のことが充分すぎるほどわかってるのではないかと思うが、この夫婦はそうでもないらしい。
関心がないわけでも嫌いでもないのに、求められないだけに寂しさがあるのはわかる。だから素直に聞けばいいのにプライドがあるから許さないのか?
愛されているという思いは勘違いでも必要だと思う。
最後の結婚式がとても素敵で、私もやりたいと思った。
カウンセリングの結果は…
結婚31年目、倦怠期の熟年夫婦がカウンセリングを受ける。風変わりなカウンセラーの下、普段言えなかった事を吐露し…。
シリアスものだったら、見ていても後味悪い気の重くなるような題材。
それをコメディ仕立てにしたのが面白い。
さらに、夫婦をメリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズに演じさせたのが面白い。
冒頭はこの夫婦の普段通りであろう光景。
妻は構ってほしい。
夫はそんな事全く気付かず。
こんな熟年夫婦たくさん居るんだろうなぁ…両ベテランの妙演もあってそう感じずにはいられなかった。
妻の独断でカウンセラー開始。
気まずい事聞かれるわ、話さなくてはいけないわ…。
セックスは最後いつしたかはまだいいとして、オーガズムに達したかとか、どんな体位とか。
夫アーノルドじゃないけど、そりゃ呆れるわ。
しかも、課題まで。
抱き合って寝てみるとか、映画館で…おっと、これ以上は言えない。
タイプキャストなコメディアンがやりそうなものを、よくこの二人にやらせたもんだ。
コメディアンにやらせたって普通。この二人がやるから面白い。
でも、さすがにこの二人のラブシーンは勘弁…。
何とも言えないのが面白い所でもあるけど。
メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズの土壇場…に非ず、スティーヴ・カレルの存在感も光る。
コメディアン故大袈裟演技の風変わりカウンセラーかと思いきや、意外や抑えた演技でこの熟年夫婦に鋭くメスを入れる。
このカウンセリング、見ていてそんなにトンデモには感じなかった。
時たま「えっ!?」と思うような課題も出すが、何ごとも実践、赤裸々荒療治。
コメディ・ドラマなのでオチは大体予想出来る。
それも踏まえてだけど、この夫婦には特に問題ナシ。
そう思わせたのは序盤のあるシーン。
カウンセリングを受ける事に夫は反対、妻は一人で受けに飛行機に乗り込むと、夫もやってくる。
仕方なく、もしくは嫌々だったかもしれないが、ちゃんと付き合ってくれる。
いい夫婦じゃないか。
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