ソルジャーズ・アイランドのレビュー・感想・評価
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大人版「TAKE DOWN/テイクダウン」?
独裁者が支配する島に送り込まれた資本家アドベンチャーグループが、戦争に巻き込まれる物語。 ターゲットが絞り込めていない映画だと感じました。 鑑賞前は、もっとシリアスな映画だと思っていました。気軽に参加した軍事キャンプ、想定外のクーデターに巻き込まれ逃げ惑い、必死に闘う人々を描く物語。 そんな想像をして期待しての鑑賞でした。 でも、作品はコメディアクション。彼女を連れて参加する者、執事を連れて参加する者、ギブスをはめ杖をつく者。死の商人は重機関銃をうちまくり、ライフルを使う老人は一発必中の狙撃手になります。 配役はビング・レイムスやコルム・ミーニーなど地味ながら著名な俳優を使っていますし、アクションも派手で爆発などお金をかけていることが分かります。でも、ストーリーが軽く適当過ぎて、折角の俳優やアクションが空回りしてしまっています。 子供向けのアクションコメディとしてなら笑えるのかもしれませんが、主人公グループの設定は子供が共感出来ない人々のように感じられ、誰に向けた作品なのか訝しく思ってしまいます。 「特攻野郎Aチーム」のような作品を目指していたのかもしれませんが、それなら肝心の基本設定が間違っています。 私的評価は厳しめです。
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