劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)のレビュー・感想・評価
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興味があったことは、意外と覚えているものだな~。
「HUNTER x HUNTER」。 テレビアニメを見ていたのは、もう12年ほど前になるのかな。 録画をして、毎週ワクワクしながら楽しみに見ていた。 当時のヒソカの声を担当されていた高橋広樹さんが、とても良かった。 ヒソカの不気味さや禍々しさを、とっても良く表現されていたと思う。 おかげで、声優さんのことを、いろいろと知るきっかけにもなったし、「HUNTER x HUNTER」の舞台までも見に行ってしまった。 そんなことを思い出しながらの、今回の映画。 「何で今頃映画化なんだろう?」と思ったけれど、今またテレビで放送されているのだそうだ。 声優さんを一新して。 その新しい声優さん達が、声の担当だった。 高橋広樹ヒソカのファンとしては、今回のヒソカの声には、最初少々違和感があった。 もちろん、浪川大輔さんは、とても上手い声優さんだ。 でも、ちょっと優しかったかな。 ストーリーは、わかりやすくて良かった。 少し悲しくて・・・。 そう言えば、ゴンは父ジンを探していたな~。 キルアは友達を。 クラピカはクモを。 レオリオは医者を目指して(レオリオの声の担当の藤原さんは、クレヨンしんちゃんのお父さんの野原ひろし役をされているよね)。 幻影旅団のメンバーも懐かしく、 「あ~、この人はマチだ。あ~、ノブナガだ~。あれ、この人の名前は何だったっけ??」 な~んて思い出しながら見ていると、とても楽しかった。 念の種類も、強化系だとか、具現化系だとか、あったよね。 「ハンター協会2013」という文字を見た時は、シャレが効いていて、思わずクスリと笑ってしまった。 見終わってから、ハンター協会の会長の名前は? キルアのおじいちゃんの名前は? 服には、≪一日一殺≫とか≪生涯現役≫って書いてあったよね~。 犬の名前は、ミケだったよね~。 ズシって子、いたよね~。 なんて、楽しくお喋りしながら帰ってきた。 でも、ひとりだけ名前が思い出せない。 ゴンやキルアの師匠となった人の名前が思い出せない。 ちびまる子ちゃんに出てくる花輪君の声をされていた菊地さんなんだけど・・・ って、そこまで覚えているのに・・・ 肝心の役名が・・・。 家に帰り、早速ネットで調べた。 ウィングさんでした。 あ~。すっきり。。。 第2弾も制作されるようなので、それまでには、もう少し復習しておこうかな~。 楽しみだ。 今は亡き、本田美奈子さんが歌った「風のうた」は、もう使用しないのかな。
富樫っぽさが薄い
原作のハンター×ハンターの良さは、少年マンガの王道としての体裁を貫きながら、本来同居し得ない数々のタブーが奇跡的バランスで融合している所にあると思うのです。本作品に関して言うと、タブーの部分が押さえられて、普通のエンターテイメント映画に仕上がってしまったのが残念です。 まあ、あれだけ子供の視聴を意識した作りのテレビアニメの延長なので、一緒に行った小学生の息子に見せられるレベルの毒しかないというのはある程度予想は出来ました。同じく一緒に行った腐女子中学生の姪は、キルアとゴンの 友情の描き方にご満悦の様子でした。個人的に一番印象に残ったのは、ノブナガのかっこよさと、エンディング後の特報かな。 もう少し他の旅団メンバーの念バトルを丁寧に描いて欲しかったです。 あと、この手の作品に「原作を知らない人は楽しめない」というツッコミはナンセンスだと思います。知らないのに自らの意志でこういった作品を選ぶ人はほとんどいないでしょうから。
なぜ、今このマンガを映画化…?
むかし少年マンガ雑誌を読み続けていた日々に大人気だったこの作品。 なんで今頃映画化なの? って勝手に思ってたんですが、実は今でも大人気みたいですね。 初日の映画館は満員でした! 15年前に連載開始されたらしいですが、話も絵も全然古臭さはありませんでした。 ストーリーもなかなか面白かったけど、こういう長年続いた連載ものっていかに主要キャラクター達を効率よく、しっかりと主張させられるかだと思うんですよね…。 もともと原作読んでる読者のみなさまはすんなりそれぞれのキャラクターをこれくらいの描き方で感情移入できると思うのですが、読んでいない自分としてはイマイチ主軸が分からず…。 ‘大切なのは友情と信頼関係’ってことは良くわかりました! これから続編まだまだできそうだからおいおい深くなっていくのかな…。 チョット楽しみです。
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