「モリオの怨念」リアル 完全なる首長竜の日 モモさんの映画レビュー(感想・評価)
モリオの怨念
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すべて夢の中の様な事…。
夢オチとか言うのが大キライで(アリスとか)、夢やったらなんでもアリやん、見た時間返せー!と思ってしまうのですが、この映画は、夢オチとかではなく、うーん、、、とても表現しにくいのですが、モリオの怨念とそれに対する主人公の後悔の念の中にいると言う感じです。
誰か書かれていましたが、酔っ払って川に転落して昏睡状態に陥るなんてかっこ悪っ!って。
でも無くしたペンダントと似た物を見つけてそれを取ろうとしてって言うのは、モリオの怨念では無いのかと思うのです。
だからそれに対する主人公の後悔からなかなか目をさます事が出来ない。
ずっとモヤモヤした感じだと、主役のお二人も言っておられましたが、本当に始まったところからすでにモヤモヤしている映像だったのは実はセンシングしている方がされていた、という逆転劇だったからだとわかった時に始めてスッキリしました。
途中からそれに気づく方もおられるかもしれませんが単純な私はすっかり騙されていました。
こういう色々考える映画も面白いと思います。
人それぞれ考え方や感じ方が違うので色んな意見が出ると思いますが、深く掘り下げてみると色々気づく事があり、例えそれが監督さんの考えていた事と違っていてもそれはそれでいいと思います。
考えるのがイヤな人は、単純に「わけのわからない映画!」でも。
私は深読みして面白かったです。
ただタツノオトシゴが首長竜にちょっと見えなかった事と、ペンダントを渡したらあっさり帰って行った首長竜(モリオ?)に対して-0.5です。
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