「タイトルがいい。」舟を編む サクライさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルがいい。
「大渡海」という新しい辞書を作るため、
20数万語に及ぶ言葉の海と格闘し、
長い年月をかけ、「舟を編む」。
タイトルが俊逸ですよね。
日本語というのはどこまでも幅が広く、
本当にどこまでも魅力的。
辞書作りという気が遠くなる、
いってしまえば少し地味な題材で、
作品中に20年の時が流れるのだけど、
これが本当に気が遠くなるほどゆっくりです。
小説だからこそ、文字だからこそ、活きる作品なのかしれないと少し思った。
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