「変人が偏屈な作業を続けるだけの話。」舟を編む お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
変人が偏屈な作業を続けるだけの話。
人付き合いがすごく下手な主人公が、辞書の編纂を天職と感じる話です。
残念ながら、変人を演じる松田龍平の演技に感情を移入できなかった時点で、私には「ムリ・ムリ・ムリ」でした。
きっと辞書編纂って、大変なんでしょう。
この映画で触れられているのはその「大変さの何分の一」にも満たないことだろうと思います。
しかし、それならそれで、もっと感情移入をやりやすい主人公のキャラを建てて貰いたかったです。
変人が偏屈な作業を続ける話。
そういえば中国の故事にもありますね。「愚公、山を移す」ってのが。
そういうのに感動できる人にはお勧めですが、私にはとてもムリでした。
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