「チャラ男を演ずるオダギリジョーも良かったし、いまどき娘の黒木華も良かった」舟を編む kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
チャラ男を演ずるオダギリジョーも良かったし、いまどき娘の黒木華も良かった
地味な内容をよくぞここまで映画として完成させたもんだ。半年間映画生活から離れていて、久しぶりに見た作品。
知的作業の積み重ね。そんな内容の映画は数多くはない。辞書の編纂には20数年かかる作業が待っている。用例収集という地道な日々の作業、他社との用語比較、最後には第五校正など・・・選んだ仕事の時間という点では、他にもあるわけだが、机上の仕事でここまで描けるものはなかなかないのです。
馬締(松田)が下宿屋のおばさんの孫娘・かぐや(宮崎)に恋をして悩み、やがて恋文にて気持ちを伝えるシーンなどは精神的に盛り上がる部分ではあるが、それが結婚に至る過程やその他、そのおばさんの死去や、編集部の松本(加藤剛)が出版間近に死去するなんてところもあっさりカットしてある潔さも全体的に爽やかに感じさせる。主人公の一生を描くのではなく、辞書が世に出るまでを描いているかのように・・・
コメントする
shotamalさんのコメント
2019年9月28日
kossyさん
コメント・お褒めのお言葉ありがとうございました。嬉しいです。
私の方こそ、kossyさんのレビューいつも楽しく読ませていただいています!
つい先ほどハッと気がついたことなのですが・・・。
私、自分のレビューにいただいたコメントを自分のコメント欄内で変身することが多かったのですが(特に何も考えずにそのまま返信してました)、
同じ映画のレビューをお互いに書いていたら、みなさん双方のコメント欄で返信し合うのが筋のようですね!
ここを使い始めたのが2ヶ月ほど前からなので、よくルールをわかっていなかったようです。
すみませんでした。
他の方々にも失礼なことをしていました(T T)