「何のための戦争」高地戦 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
何のための戦争
朝鮮戦争の最中の前線を体感できるかのような映画。
一つの山を韓国と北朝鮮で取り合う戦場で何が起きていたか。前半は一種のミステリー感もありつつ、後半は完全に戦争映画。
停戦協定が結ばれて、これで家に帰れると思いきや、効力を発するのが12時間後。領土を少しでも広げるために最後の総力戦をしなければならなくなり、これで戦争が終わったかと思っていた喜びから一気に絶望する感じ。
喜びからのギャップがつらい。
マジで何のための戦争か。
俺たちは敵と戦ってるんじゃない。戦争と戦っているんだ。
このセリフがとても印象的。
傑作ですね。
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