劇場公開日 2012年10月27日

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「停戦って何だ」高地戦 クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5停戦って何だ

2019年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

萌える

朝鮮戦争はまだ続行中。
しかも同じ民族、同朋で戦っている。
それを題材に韓国人が映画を何本も撮っている現実は、
リアルなアンチテーゼをヒシヒシと伝えてくれる。

このエロック高地(逆から読むとKOREA)の戦い自体
大して有名ではないが、この悲惨さこそが事実。
ただその悲惨さを伝えるだけではなく、
少しのサスペンス要素も踏まえているから、
話の推進力はぐいぐい来る。のめり込む。
基本ウンピョとスヒョクの友情がベースだが、
それ以外のキャラたちのエピソードの絡み方もいい。
ラストも「JSA」の脚本家らしく、
北も南も同朋なんだよ、なのにどうして…、という感じ。
決して後味は良くないが、戦争映画としては傑作でしょう。
また見たい。

余談。
主演の二人、香川真司と速水もこみちにしか見えなかった。

クリストフ