メリエスの素晴らしき映画魔術のレビュー・感想・評価
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『ヒューゴの不思議な発明』好きな方は必見
『ヒューゴの不思議な発明』を見て、この映画を知りました。
メリエスの映画に捧げた生涯と、彼の独創的な撮影技法や人柄に触れるのみでなく、後の映画に与える多くの方向性を示してあります。
彼が今日の映画を生み出したと言っても過言ではないでしょう。
大いに学びがあり、収穫の多い作品でした 何より特撮ファンは絶対に観ておくべきです
本作を観た方は、スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」をもちろんご覧になっていると思います
もしまだのようでしてたら、併せてご鑑賞下さい
本作はフランスで2011年12月8日の公開
「ヒューゴの不思議な発明」同年11月23日公開
両者は完全に連動してのプロジェクトだったのだということです
そしてその成果物としての、修復されたメリエスの「月世界探検」の彩色版も当然ご覧になっていることと思います
これら3作品は、3つで一つと言って良いと思います
メリエスの映画のセット、衣装、演技はどれも舞台的な芸術表現であり、それもレベルがかなり高いものであります
この由来が児童オペラから来ているということを本作で知り得たことは大きな収穫でした
また、メリエス没落の経緯についても「ヒューゴの不思議な発明」とはことなる実際のところも知ることができました
そして、その後のメリエスについても知り得ました
そしてなにより映画遺産の修復の大変さを学ぶことができました
大変に勉強になる作品です
総ての映画ファンにおすすめします
何より特撮ファンは絶対に観ておくべきです
映画の‘素晴らしき’をすごく感じる映画です。
ヒューゴみてメリエスに興味を持ちました。
映画好きなら観て損はない映画だと思います。
映像のトリックはこういうところから始まったんだとか、昔は映画を作るのにこんなにも手間暇かけてひとつの作品を作り上げていたんだとか(今でも映画作るのは大変だと思うのですが、違う意味で超大変!)、映画の中でジュネ監督が‘僕らは先駆者の技術に上塗りして作っているだけ’的な事を行っていたのがとても印象的でした。
勉強の歴史は嫌いですが、興味のある歴史は話聞いてて面白いですよね。
タメになりました。
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