つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語のレビュー・感想・評価
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荻野目慶子ほど愛人役が似合う女優はいない
初鑑賞
原作未読
原作は『あちらにいる鬼』の井上荒野
監督と脚本は『贅沢な骨』『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』『劇場』『窮鼠はチーズの夢を見る』の行定勲
脚本は他に『世界の中心で愛を叫ぶ』『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』の伊藤ちひろ
妻の艶が危篤状態に死にかけている
夫の春二は艶が12歳のときにレイプした艶の従兄に艶が死にそうだと連絡する
さらに艶と不倫関係だった男の妻にも連絡する
艶と関わった人たちの話
榊英雄監督の『捨てがたき人々』に三輪ひとみ演じる京子が力いっぱい自転車を漕ぎながら「みんなみんなセックスって豚たい!」って叫ぶシーンがあるがそれを彷彿させた
タイトルはつやは通夜ではなく艶
作中冒頭から死にかけていて元気だった頃はあえて映像として描いていない
艶を演じる大島葉子は酸素マスクをつけていてほとんど顔が窺い知れない
でも2つのおっぱいが露わになる
なぜ春二の元妻が見たかったのかよくわからないが元夫の性癖を確かめたかったのだろうか
東宝芸能の異端児野波麻帆が大胆に脱いだ
背後全裸お尻丸出し
東宝芸能でここまでやる女優を他に知らない
見どころは石田行彦の作家としての受賞パーティーにやってきた行彦の愛人と彼女を迎え入れた行彦の妻の乱闘
荻野目慶子の声が大きい
あのやりとりは最高に笑える
逆ギレする愛人役の荻野目慶子と愛人に抗議する妻役の小泉今日子が見事にハマっている
最近仲良しムードのプロ野球選手もたまにはこのくらいの熱いファイトを見せて欲しいものだ
見どころは他に艶と艶の浮気相手の男のメールのやり取りを春二が浮気相手の男の妻に無理矢理聞かせるシーン
あんなに嫌がっているのに強引に聞かされサキ子は突然笑い出ししばらくすると泣き出した浜辺のシーンも最高に笑えた
『あちらにいる鬼』に影響でこの作品を観たが原作者の文学に対する姿勢がなんとなくだが見えてきた
艶の夫でペンションの経営者・松生春二に阿部寛
艶の従兄で12歳だったレイプした経験を持つ作家の石田行彦に羽場裕一
行彦の妻・石田環希に小泉今日子
行彦の愛人で作家の伝馬愛子に荻野目慶子
艶の元夫の離婚後24年の太田一雄に岸谷五朗
不動者会社に勤め常盤や太田と肉体関係を持つ橋本湊に野波麻帆
不動産会社に勤める湊の同僚・岩瀬に渋川清彦
湊が勤める不動産会社の社長で湊と不倫関係の常盤社長に渡辺いっけい
常盤社長の妻に高橋ひとみ
艶と不倫関係だった夫に一年前自殺された橋川サキ子に風吹ジュン
サキ子の息子・橋川康太に水橋研二
艶にストーカーされた大島のスナック経営者・茅原優に永山絢斗
優の恋人で大島の美容室で働く美容師・池田百々子に真木よう子
優の元カノで優との間に生まれた幼い息子の母・萩原ゆかりに藤本泉
8年前に父の松生春二が愛人艶を連れて家出した女子大生・山田麻千子に忽那汐里
麻千子の母親で松生春二の元妻の山田早千子に大竹しのぶ
女子大生に次々と手を出し麻千子と肉体関係を持つ大学教授の安藤慎二に奥田瑛二
艶が入院する病院の看護師・芳泉杏子に田畑智子
艶に大島葉子
豪華な女優陣に誤魔化されてはいけません‼️❓
男の愛と女の性愛。
愛の形は複雑、そして映画も複雑…
死にゆく女。
その夫。
死にゆく女に関わった男たち。
その女たち。
ある一人の女の存在が関わった男たち女たちに波紋を投げかける。
てっきり華麗なる愛の遍歴が語られると思っていたが、第三者的立場の女たちの視点から。
これがややこしい!
間接的なエピソードが延々展開する上に、関係を持った男の妻とか、元夫と関係を持つ女とか、愛人と噂された男の恋人とか、人物設定もいちいちややこしい!
愛の形は複雑。
ましてや本作のように複数の男たち女たちが関われば尚更で、一筋縄ではいかない愛の形を描いたと解釈すればこれはこれでアリだが、結局何を言いたかったのか伝わって来ず。
一応映画なんだからさ…。
それでも何とか最後まで見れたのは、阿部寛、小泉今日子、風吹ジュン、真木よう子、大竹しのぶ、忽那汐里ら豪華な顔触れのお陰。
が、官能的な愛の話でもあるのに、大胆なシーンを演じたのは野波麻帆ぐらい。
でも、ヌードや濡れ場も披露しているのに、お○ぱいも映さないのは如何なものか。
阿部寛と忽那汐里の魅力だけかなぁ
阿部寛と女たちの物語かと思って観たら、阿部寛が家族を捨てて大島へ駆け落ちした「松生 艶」という女と過去に関わった4人の男たちと、その家族や恋人の物語だった!
艶が危篤になったことを、阿部寛は男たちへ順番に伝えていく。
親切心というより義務感というか、嫌がらせに近いような雰囲気、、、
男たちはもちろん艶の存在を女たちに知らせていなかったから、突然の艶の危篤の知らせを聞いて、男も女も戸惑う。
艶に最後に会うため大島に行く男、変わらぬ生活を送りながら艶との記憶に想いを馳せる男。
そんな男たちを見ながら、女たちは少しずつ変わっていく。
一人一人の女たちにじっくり焦点を当てて心境の変移を丁寧に描いていて、特に真木よう子と忽那汐里親子のストーリーが好き。
小泉今日子のストーリーはあまり共感できなくて、「で?」ってなった。
「桐島、部活やめるってよ」と同じように、作中に艶は後姿のみしか現れないので、男たちの証言から想像することになる。
自意識過剰、自己顕示欲の塊、ヒステリック、病的。私か!
観終わった後に「松生 艶」っていう名前が「待つお通夜」って変換できると気付いて( ´艸`)プッてなるなど。
凡庸でつまらない
「つや」とは、艶という女性の名前であり、その女性が死んだ「通夜」という意味でもある。
しかし、艶という女性は、映像としてはほとんど登場しない。『桐島、部活やめるってよ』と同じように、マクガフィンの一種と言ってもいいだろう。本人を登場させず、その周囲にいる人間たちを描き出す。
本作の場合は、艶という女性に関係した男たちの妻や愛人たちだ。
艶と直接関係した男も描かれているが、主には、その男たちの妻らが中心となり、いくつものエピソードがオムニバスのように、しかし艶という女性の造形を描き出すという方向に向かって展開していく。
そんな女性達を演じるのは、大竹しのぶ、風吹ジュン、小泉今日子らベテラン女優から、野波麻帆、真木よう子、忽那汐里など若手まで配する。男優も、主人公の阿部寛(というか、ある種の狂言回し)を筆頭に、羽場裕一、岸谷五朗、渡辺いっけい、永山絢斗、奥田瑛二と、豊富な俳優をキャスティング。行定勲監督ならではの豊富な人材である。
しかし、この女優たちの熱演や男優たちの安定した演技は、見事に空振りに終わっている。
ストーリーも凡庸だし、艶という女性や、阿部寛のように艶に囚われた男たちの関係性が、どうにも薄味で面白みがない。オムニバスのような構成も効果的ではなく、散漫でまとまりがない。
数日後には、見た内容も忘れてしまうんではないかと思えるほどつまらなかった。
最高級の食材・・最高の料理・・給仕がこぼして、すべておじゃんになりましたとさ( -_-)(-_-)(-_- )
俺は今からゲスなレビューを書く・・
あぁ
そうさ!ゲスなレビューさ!!!
男性から見て・・
一発で『あ!この女ゆるい!』てのが居る(・・らしい!)。
・・本作の野波麻帆さんは、その点で圧巻!(※●モテキも、ドラマ●東京エアポートシリーズも素晴らしかった♪)
おちり・・かわいい(^O^)♪(※下着もイメージにピッタリ!)
酒井若菜さん/野波麻帆さん・・の「パッと見→やりま●ん」の系譜は・・
水崎綾女(※本作にも一瞬出演)さんに引き継がれるヽ(^o^)丿
とにかく・・
本作は野波さん!!!
野波さん野波さん野波さん♪
と、奥田瑛二さんのキャラ通りの配役・・
と、一瞬だけど(●Q10や朝ドラでお馴染み)高畑充希さんのあどけなさ・・
と、くつな(※ポッキー娘)さんの透明感・・
↑↑↑だけを・・
それだけを見て下さい!!!
(※もちろん・・阿部寛さんは流石!)
行定監督・・
三池監督と並び・・俺大好きなんだけど・・
●女たちは二度遊ぶ●クローズドノート●今度は愛妻家 は素敵だけど・・
●パレードも本作も最悪です(`´)(`´)(`´)
ファンとして・・俺悲しい(+_+)(+_+)(+_+)
星☆評価は・・
DVD旧作基準で(*^^)v②(※劇場公開は新作基準なら①)
DVD買う度 ◎◎◎◎◎
モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆
おすすめ度 *
デートで見る度 ◇
観た後の行きたい島】
伊豆大島
観た後の飲みたいお酒】
コロナとマティーニ
観た後の入れたいモノ(※男性限定)】
真珠
原作もキャストも監督も素晴らしい・・
(カメラワークも素晴らしい!)
唯一・・
脚本が良くなかった!!!
もう一度記しますが・・
最高級の食材・・最高の料理・・給仕がこぼして、すべておじゃんになりましたとさ( -_-)(-_-)(-_- )
深い
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