劇場版 ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇のレビュー・感想・評価
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セレビィとサトシたちの友情が薄い
アマプラでポケモン映画が解禁されたので鑑賞。タイムリープ系の話が好きなので今作を選んだ。
最後のどんでん返しが面白かった。ユキナリの正体が若き日のオーキド博士というのに驚いた。面影ぜんぜんなかったから。将来は超有名な博士になっちゃうなんて大出世ですやん。子供ユキナリと大人ユキナリが鉢合わせてたらビックリ仰天しそう。
最後ユキナリは夢オチみたいな感じだけど、大人になった博士はサトシたちのこと覚えてないのかな。夢なのか現実だったのかよく分からん。でもこのモヤモヤした感じも幻想的で、作品の雰囲気と合って良い。
エンドロールでしれっとスケッチブック出してタネ明かしするの好き。余韻が心地いい。
気になったの点は2つある。
1つめは、セレビィとサトシたちの友情が薄かったこと。尺が短いからしょうがないだろうが、セレビィとサトシたちの友情を深める描写が少なくて、それほど仲良いようには見えなかった。あっさりとした回想シーンで木の実つまみ食いしたり、焚き火囲んでスケッチしただけだからなー。セレビィが死にかけときの、サトシたちの涙に同情できなかった。もっと友情を深める描写があったら泣いてたと思う。
2つめは、ビシャスの声優(佐野史郎)がしっくりこなかったこと。
ビシャスの声に違和感ありまくり。仮面+敬語(フリーザみたいな)、強そうな悪役キャラ臭ぷんぷんしてたのに声が軽くて小物に見えたのが残念。渋めで低い声の、本物の声優つかってほしかった。ポケモン映画の悪いのは主要キャラに、偽物の声優使うところ。タレントや芸能人は一切使うな。
ポケモン映画で唯一?のタイムリープ物なので、SF好きなら観てもいいと思う。それからセレビィを始め、スイクンなど金銀のポケモンがわんさか登場するので、ポケモン金銀世代にもオススメ。ウバメの森でセレビィを捕まえた記憶が蘇る。
不思議、体の痛いところ、全部なくなっちゃった
映画「劇場版 ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇」
(湯山邦彦監督)から。
伝説ポケモンや、レアなポケモンを捕まえて、高く売る悪人に対して、
「ポケモンは売り買いするもんじゃない」と叫ぶところから始まる。
ポケモンは、商品ではなく相棒、仲間という意識であり、
彼らと力を合わせて生きていく、そんな存在なのだから、
「人身売買」のようなマネはするな、と叫ぶ気持ちは理解できた。
気になったフレーズは、
「スイクンは、水をきれいにする力があるんでしょ?」
「(スイクン)、水をきれいにしてくれ」
この会話を耳にしたあとネットで調べたところ、
スイクンの特徴は「汚れた水を一瞬で清める力を持つ」ようだ。
スイクンがきれいにした湖に入ったところ
「不思議、体の痛いところ、全部なくなっちゃった」という台詞あり。
水をきれいにすることで、体調がよくなることを、
ポケモンの映画で再認識した。
体内の水分(血液も含め)が、汚れているか、きれいか、は、
7割くらい水分の人間にとって、とても大切なことなんだなぁ。
P.S.
ゲストは「佐野史郎さん」「藤井隆さん」「鈴木杏さん」
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