リングのレビュー・感想・評価
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ハリウッド版と見比べてみた
改めてハリウッドリメイクとオリジナルを両方観てみました。
大筋は同じだけど、オリジナルは超能力というものが割と平然と受け入れられているオカルト作品で、リメイクは謎解き要素が強調されてるサスペンス作品になってました。
意外と怖さ度合いでいうとどちらも同じくらい。むしろオリジナルの方が少し緊張感のないシーンが多いくらいかもしれない。
それぞれが完全な別物としてシリーズしていき、それぞれがトンデモ作品になっちゃうわけですが、第1作は両方観る価値があると思います。めずらしくリメイクがきちんとできてるタイプの作品。
私の中ではNo.1ホラー
久しぶりに見たけど最初の竹内結子と佐藤仁美のシーンの緊張感ハンパない。分かっているのにハラハラしちゃう。
初めて見た時は暫く夜中にテレビに近づくの怖かったなぁ。
真田広之が渋い魅力振りまいてカッコいい。
怖面白い
MAD(元々あるものを、面白くパロディ化したもの)を旦那さんに見せ、
元ネタを当然知っていると思っていたら「知らない」と一刀両断され、
だいたいのあらすじくらいは知っているよね?と言っても「怖いってことしか知らない」と。
「今すぐTSUTAYAに行って借りよう!そして今日のうちに観よう」と提案。
「別に怖くないけど、何か不思議で面白い話だねー」と大感動していた。
全く予備知識を知らないだけにきっと新鮮に映ったと。
松嶋菜々子と真田広之が魅力的で、
今気づいたけど、その魅力(容姿)が映画を引き立てる要素のひとつになっていたのかも
色っぽい
監督の中田秀夫は成瀬巳喜男のファンだそう。
伊豆大島の宿や、漁船で伊豆へ向かう場面は、「浮雲」の屋久島を意識したのかな。
ともかく、松嶋菜々子が恐怖に固まる演技が色っぽい。
貞子の恐怖よりもそれが印象的。
久しぶりに見てもこわい
やっぱりこわい。
当時、身近にあるビデオ。
見てしまうと死に至るなんて、もうこわくてこわくて
たまらなかった。
テレビから出てくるところなんてもう…
今だったらDVD?
ダビング簡単にできないよー!
来る〜きっと来る〜、エンディングの名曲は誰もが知るところ。パチンコ...
来る〜きっと来る〜、エンディングの名曲は誰もが知るところ。パチンコしたくなる(笑)
冒頭の衝撃その1。竹内結子や、やっぱかわいい。そして彼女は…
その2、竹内結子の友達役、こっちもかわいいやん、好みのタイプだ。なんか見たことある、えっ、朝ドラ「ひよっこ」のウエイトレス佐藤仁美かー。この20年で何があった?ある意味ホラーやん。
冗談はさておき、このジャパニーズホラー、なかなか面白い。つまらんメイクとかではなく、しっかりとストーリーで怖がらせてくれます。
出演者も豪華、ストーリーが引き締まります。
終盤の衝撃は松嶋菜々子の濡れ場。ただし、井戸の中で水に濡れるという意味です。そこからエンディングにかけて、松嶋菜々子の目が貞子の目になります。これが貞子より怖い。
エンディングがまたいい。その先の恐怖を想像させられます。
これ見ずしてジャパニーズホラーは語れぬ作品です。
原作を改変して怪物作品に
原作を読んだら解るが、大きな違いがある。
たが、そのビジュアルイメージが凄まじく、大衆に受けての大ヒット。
まさにアイデアの1本だろう。
内容は言わずもがなに伝わっており、ホラーを嫌う人でも大体どんな内容かわかるレベル。
13金のホッケーマスクと変わらぬ認知度と言うか、すでに越えているのではないか?
今見ると、ラストの井戸などは長いとか思ったが、やはり面白い。
但し、以降の作品は無かった事にしたいものばかり。
ジャパニーズホラーの原点にして頂点
日本特有の、観賞後もジワジワ残る怖さを生み出したパイオニア的な映画。
視聴者は、どうしても、黒く長い髪に顔が隠れた女性に恐怖してしまいます。
普通の家庭を持つ主人公に感情移入しやすい設定で、話の展開も自然。メリハリのある音響効果を用い、単なる視覚的な怖さだけでなく、目に見えない根源的な怖さも植えつけてきます。
また、電話、カーナビ、ビデオテープ、テレビ等といった、誰の近くにもある媒体を恐怖を生む材料にすることで、「これは本当にフィクションなのか」と疑いを覚えてしまうほどのリアリティを味わうことになります。
個人的には、貞子という幽霊そのものが登場するシーンよりも、ビデオテープの内容、死体の表情、写真とかの不気味さに戦慄を覚えました。
演技も文句なし。
はたして、本作を超えるホラー映画が生まれる日がくるのか。楽しみです。
良いです。
とにかく松嶋菜々子。
全盛期の松嶋菜々子が超カワイイ。相手役の真田広之は松嶋菜々子の彼氏役で菜々子の方が惚れてるながら、負けている。負けまいと力んだ演技になってしまってるようだった。十分カッコイイんだけどね。
話はまぁまぁ。余計なものをいれて変にしてしまってる感もしましたが、飽きないし、良かったです。ただちょっとクライマックスがビジュアル的にはまずかったですね。小説なら良かったでしょうが。
松嶋菜々子は演技もうまいですね。こういうレベルの俳優、今でもいるでしょうか、日本に。
この映画を見て、これよりあとにハリウッドで作られたスペルに似てると思いました。ハリウッドに真似されるくらいだから重い白いと言って良いでしょう。
世界に誇るホラークィーンの底力
もう10回以上観賞してるけど、何度みても素晴らしい(^O^)
全編を覆う不吉な空気はショッキングなシーンを繋ぎあわせただけのビックリホラーにはない、大人の作品に仕上がってます
何を守り何を犠牲にするのか。そんな悲壮な決意が物語に深みを持たせ、本作をホラーから「ドラマ」へと昇華させているのではないでしょうか
呪怨の佐伯伽椰子と並ぶホラークィーン・山村貞子も今やゆるキャラになってしまいましたが(笑)、この作品を観て貞子の底力を改めて確認してみては?
ホラー要素を満遍なく
この作品を評価するポイントは、その撮影技法です。「背後に誰かいるのではないか」と思わせるような演出や、何でもないカットでもゾクゾクするようなカメラワークなど、ホラーの要素を満遍なく使っています。
ホラー映画でよく使われる主観ショットがあまり見られなかったのですが、それでもあれだけの恐怖を描けるのは凄いことです。
一番怖いシーンは…
(5月頃「リング」にレビューしたハズが、気が付いたら「カップリング」とかいう映画にレビューが投稿されており、“?”と思ったが、改めて文章そのまま「リング」にレビューします)
「貞子3D」を前に、久々にシリーズを一気見。
正式な続編である「らせん」の他に「2」「0」、果てはハリウッドリメイクまで作られたが、やはり原点である「1」がシンプル・オブ・ザ・ベスト。
簡潔なストーリーでありながら、意外と想像力を沸き立てさせ、抑えながらもじわじわと煽る恐怖感と、それと対局的なショックシーンの効果的な編集と音響…そのメリハリの付け方は、さすが日本ホラー映画の巨匠と呼ばれる中田秀夫監督の手腕が光る。
多くの人は最も怖いシーンに、貞子がTVから出てくるシーンを挙げるが、僕はちょっと違う。
最も恐怖したシーンは、松嶋菜々子の息子役が呪いのビデオを見てしまうシーン。
もし、自分に子供が居て、同じ状況・立場だったら…と思うと、一番怖い。
視覚的にも精神的にも恐怖を煽る、日本ホラー映画史に残る傑作だと思う。
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