劇場公開日 1996年11月16日

「見どころはコン・リーのみの平板で退屈な史劇映画」項羽と劉邦 その愛と興亡 西楚覇王 バラージさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0見どころはコン・リーのみの平板で退屈な史劇映画

2025年6月16日
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鑑賞方法:その他

ドキドキ

日本ではこの短縮編集された国際編集版が劇場公開され、さらにVHS化もされた。僕が観たのはそのVHS版。その後、完全版も日本で公開され、DVDは逆にそちらの完全版のみだがそっちは未見。

コン・リー目当てで観たんだが、映画自体は微妙だな~とずっと借りるのをためらってたら、やはり予想通りストーリーが平板で退屈な映画だった。項羽の合戦シーンがカンフー映画みたいなのも苦笑もの。一番の見所はコン・リーとロザムンド・クワンの入浴シーンかな。コン・リーの呂雉はまさにハマり役だけど、ひたすら純粋で美しいだけの虞美人は面白味がなくロザムンドは少々損な役回り。あと無頼なヤクザ者のイメージの劉邦が腹黒い策士に描かれてるのは珍しかった。

バラージ