新・団地妻 けものの昼下り

劇場公開日:

解説

平凡で静かな生活を営む団地妻が、夫へ不信を抱いたことから平和な生活がくずれていく……。脚本・監督は「OL日記 濡れた札束」の加藤彰、撮影は「赤ちょうちん」の萩原憲治がそれぞれ担当。

1974年製作/71分/日本
配給:日活
劇場公開日:1974年7月20日

ストーリー

結婚して三年、柴田杏子は夫・啓介との団地生活に何の不満もなかったが、最近啓介は彼女自身まだ知らない部分があるのではないかと疑い、興信所の寺尾に啓介の素行調査を依頼した。一週間後、寺尾からの報告は、啓介があるバーのマダムと浮気をしている、とのことであった。数日後、寺尾から新事実が判った、との電話かあった。杏子が連れて行かれたのは、啓介の浮気相手のマダムの店であった。バーテンの福永は杏子を隠し窓へと案内した。そこで彼女が見たものは--女に踏まれ、蹴られながらも歓びを感じている夫の姿だった。失神しそうになった杏子を福永は獣のように犯した。以来、寺尾と福永は啓介のいない時を狙い、杏子をかわるがわる加虐と執拗な愛撫で犯し、彼女をマゾヒズムの世界へと誘い込むのだった。杏子はいつの間にか、苦悶が恍惚へと変っていく自分を止めることができなくなっていた。杏子がマゾの世界に引きづり込まれていったのは罠だった。それは杏子のかつての恋人だった岩男が自殺してしまい、その原因が杏子にあると知った岩男に想いを寄せていた麻紀が、寺尾と福永を使っての杏子に対する復讐だった……。

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