ウメ星デンカ 宇宙の果てからパンパロパン!

劇場公開日:

解説

地球に漂流したウメ星デンカたちと太郎少年の交流を描く藤子・F・不二雄の同名漫画の映画化。1969年にテレビアニメとして放送されたものを、現代風にアレンジしての復活。監督は「トキメキソーラー くるまによん」のやすみ哲夫が担当。「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」の併映作品。

1994年製作/30分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1994年3月12日

ストーリー

宇宙の彼方にあるウメ星が突然爆発し、ウメ星デンカと王様夫妻は壷型宇宙船に乗って脱出、地球に不時着する。その壷を発見した中村太郎少年は家に持ち帰り、彼らとの共同生活が始まる。ところが、デンカたちの王様態度に困り果てた太郎たちは出ていってもらうことにする。行く場所に困り、結局中村家に戻って来てしまうデンカたち。それを見た太郎たちは、再び彼らを受け入れるのだった。そんなある日、なんとかデンカたちを元気づけようと王様の誕生日を祝う太郎たち。それに応えて、デンカたちはウメ星王国再建を誓うのであった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0令和の時代に復活あるかウメ星デンカ

2024年11月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

監督は『ザ☆ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!!』『爆転シュート ベイブレード THE MOVIE 激闘!!タカオVS大地』『映画 あたしンち』『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾!』『劇場版3D あたしンち 情熱のちょ~超能力♪母大暴走!』のやすみ哲夫 脚本は『ブラックキス』の田中浩司 1994年公開作品 同時上映『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』 昭和のマイナーなTVアニメが平成の時代にまさかの劇場化 1969年4月から9月までTBSで放送されたTVアニメの劇場版 TVアニメの方は当時既にカラーが当たり前だった時代に予算の都合でモノクロという酷い扱い 今ならYouTubeのTMS公式チャンネルで鑑賞できる TVアニメと劇場版は声優陣が全く違う TVアニメ版のデンカはハイジの杉山佳寿子 中村太郎はミートくんの松島みのり ウメ星国王は目玉のオヤジの田の中勇 ゴンスケは毒蝮三太夫 劇場版公開後テレビ朝日でTVアニメの企画もあったがすぐに打ち切り予定だった『クレヨンしんちゃん』が大好評のため枠が開かずオジャンになったらしい 原作はドラえもんの前に連載されていた作品であの謎の引き出しの次回予告にもデンカが登場している なんでも出てくる壺のアイディアはドラえもんの四次元ポケットに流用されている 粗筋 突然爆発し消滅したウメ星 命辛々宇宙船で脱出した住人たちはチリヂリに 地球にやってきたウメ星の王室3人は東京の中村家の長男で小学生の太郎の部屋を侵略 ウメ星の王子デンカは超能力で太郎の部屋のものをあらかた出してしまい代わりに王室にしてしまう 中村家もお人好しなのか超能力に恐れを成したか快く居候を受け入れた いつまでも中村家にお世話になるわけにはいかず王国再建のために広い土地を探すわけだが 異星人だけあって全くの非常識のウメ星の人たち 60年後半から既に外国人問題の風刺か それともどんどん上京してくる田舎者を皮肉っているのか 勝手に押し入って居座りやりたい放題も太郎のママの逆鱗に触れてあっさり出ていく意外性 中村家のウメ星王室も平和主義 ユーラシア大陸の二箇所も見習ってほしいものです デンカの声は山田栄子 『赤毛のアン』の主人公アン・シャーリーや『小公女セーラ』で敵役のラビニアの声を担当した名優 アンの声の座を最後まで争った島本須美が中村家の母の声を担当 山田を支持した高畑の意見で島本派の宮崎駿が折れた形 チビ子と家臣が謎 続編はない模様 ベニショウガの娘のナラ子は登場しない したのかな ゴンスケがロボットとはいえ口からお茶を出すシーン好き 声の配役 ウメ星王国王子のデンカに山田栄子 ウメ星一家を2階で居候させている中村家の息子で小学生の中村太郎に松井摩味 ウメ星国王に中村正 ウメ星王妃に一城みゆ希 太郎の父に江原正士 太郎の母に島本須美 ウメ星王室の侍従のベニショーガに緒方賢一 ベニショーガが購入した召使いロボットのゴンスケに松尾銀三 太郎のクラスメートでガキ大将のフグ田に菅原淳一 太郎のクラスメートでフグ田の子分のサンカクに山口勝平 太郎のクラスメートの河合みよ子に西原久美子 チビ子にまるたまり 家臣に中村秀利 北野動物園のガードマンに関智一

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野川新栄

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