「外部太陽系の3人!!」美少女戦士セーラームーン SuperS セーラー9戦士集結! ブラック・ドリーム・ホールの奇跡　アンジェロさんの映画レビュー（感想・評価）

劇場版3作目で、うさぎと4人の子供時代のキャラを観る事ができるのが特徴で、3作中ではさすが絵が一番綺麗です。ウラヌス、ネプチューン、プルートの3人はどう見ても先駆者でパワーがありそうですが、一応ピンチに駆けつけて来た以外は、変身シーンや活躍の場も無くて残念です。ウラヌス、ネプチューンは見た目と色合いが良く、20年以上前の作品なのに格好良過ぎて胸が苦しくなりました。プルートはお母さんみたいな外見なのに、棒を持っているだけに劇中ほぼ文字通り棒立ちなので、せめてもっと若くしても良かったと思います。いつもながら、うさぎとその他がいれば成り立ってしまうストーリーなので、全てのキャラを上手く使うのは難易度が高くて放棄したのでしょう。しかし、映画館で各キャラの強烈な印象を与えれば、帰りにそのキャラの玩具が売れるのではないでしょうか。最後の劇場版でサブタイトルにも「9戦士集結」とありますが、ちびうさが含まれるのでセーラーサターンは出なくて残念です。技の名前が5秒で考えたような適当な感じです。