ぞう列車がやってきたのレビュー・感想・評価
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もう30年以上前の作品だけに
映像的には古さ感じる。当時のアニメの演出では引いた画面で小さいキャラクターが動く形のシーンが多く、この作品も同様で高架下に住む兄妹のシーンなどは最近のアニメを観ている子ども達には“ちょっと
違う”みたいな感じに受け取られそう。
とは言え原作はそれなりに知られているし、アニメで手軽に見られるので低学年児童への平和学習に向いている作品である。
私自身、16mmフィルムで何度か映写したがすでに公開から随分経っており当時の使用頻度からフィルムの縦キズは多く、綺麗な映像で鑑賞するなら改めて映像化したもの(あるならば…だが)が良いと思う。音声もモノラルで今時のテレビや劇場で聴いている音声と比べるのは厳しい。
すでに16㎜映写機自体が交換部品もなく、製作販売していた会社がサービス終了している為、2023年の今、映写機で上映している場面に遭遇したら映写技士に声を掛けてあげてほしいです。
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16mmフイルム映写機で鑑賞。
「やろまいか 第22回みんなの平和祭2023」で上映。(映画館ではなく自治体の文化センター)
2023年の今、16mmフイルムで見る事になるとは思いもせず。カタカタ映写機の音を聴きながらの鑑賞は実に素晴らしい。フイルムや映写機を大切に残して欲しい。映写機の写真を添付できないのが残念。
愛知県名古屋市の東山動物園の動物たちが戦況悪化により軍部の圧力や餌不足で殺される中、象を守り抜いた園長と少年少女の物語ですが題名の「ぞう列車」そのものより動物園の人々の苦労がメイン。
ぞう列車は物語の最後に登場するだけなので別の題名でも良かったかも。「戦争と象の物語」「戦争と動物園」。
原作はひらがなの「ぞうれっしゃ」。
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